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堀尾研仁の“使える!ゴルフ学”

【第53回】アマチュアゴルファーのお悩み解決セミナー
Lesson53「ミスショットは打つ前に決まっている!」

堀尾研仁 [ティーチングプロ]
【第53回】 2010年8月5日
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 本番(コース上)でミスショットを連発するのは、自分のスウィングが悪いからだ──。そう思っているプレーヤーが多いようですが、じつはミスショットの多くは、ボールを打つ前に決まっているのです。

 とりわけティーショットに関しては、「ティーアップの高さ」に問題があります。昨今のドライバーは大型ヘッドになり、低重心化が進んでいます。そのため、ギア効果(インパクト時にボールとヘッドの重心が同一軸線上で当たらない場合、ヘッドに回転の力が働いて、ボールにスピンが生じること)によって、弾道や球筋が変化していきます。

 簡単にいうと、クラブフェースの上側にボールが当たると、打ち出し角は高くなりますがスピン量は減ります。反対に、フェースの下側に当たると、打ち出し角は低くなりますがスピン量は増えます。たとえば、低過ぎるティーアップでフェースの下側にボールが当たってしまうと、スピン量が増え過ぎて打球が吹き上がり、飛ばなくなってしまうわけです。

クラウンと呼ばれるヘッドの上部よりも、ボールが半分くらい上に出ていれば、ボールとヘッドの重心が当たりやすくなり、適正なスピン量で最大の飛距離が得られる

 理想は、クラウンと呼ばれるヘッド上部からボールが「半分」くらい上に出るようにティーアップすることです。

 大型ヘッドのドライバーなら、昔に比べて、少し高めにする必要があります。ナイスショットを打つには適正な高さのティーアップが大前提であり、高過ぎたり低過ぎたりすると、いくらいいスウィングをしても、ミスヒットになってしまうので注意しましょう。

フェアウェイウッドはティーアップしないほうが芯に当たりやすい(右)。高過ぎるティーアップは大きなミスになりやすい(左)

 また、フェアウェイウッドやユーティリティのクラブになると、アマチュアの大半は、ティーアップを高くし過ぎる傾向があるので注意してください。高過ぎるティーアップでフェースの上側にボールが当たると、テンプラのミスが出るか、当たっても打球がドロップしてキャリーが出なくなります。

 それらのクラブは、ティーショットでも、ボールを地面に直接置くことがコツ。ティーアップしないほうが打球が上がり、番手なりの飛距離をしっかりと出すことができます。

(取材・文/小山俊正)

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堀尾研仁 [ティーチングプロ]

1971年生まれ。レッドベターに師事し、2003年に独立。プロからアマチュアまで幅広くレッスン活動を行なっている。HPでインターネットレッスンも開講中。


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