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老後のお金クライシス! 深田晶恵

熊本地震の被災者とご家族へ、
今知っておきたい「クレジットカードと保険」のこと

深田晶恵
【第38回】 2016年5月6日
著者・コラム紹介バックナンバー
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クレジットカードの手続きと、地震保険・生命保険の手続きともに「まずは電話」 Photo by Takeshi Yamamoto

 このたびの熊本地震で被災されたみなさま、そのご家族、ご関係者のみなさまへ心よりお見舞い申し上げます。

前回の当コラムでは、熊本地震で被災された方や離れて住む家族の方たち向けに、「今知っておきたい身近なお金」の情報として、「現金引き出し」「住宅ローン返済」「り災証明書」の3つについてお伝えしました。

 今回は、被災者が知っておきたい「クレジットカードの支払い」と「加入保険の請求手続き」についてお伝えします。

クレジットカード会社にも
忘れずに電話連絡を

 まず、クレジットカードの支払いについて見ていきましょう。

 クレジットカード会社各社は、被災者向けに特別な対応策を取っています。すでに支払いが遅れている人、次回の支払いが滞る可能性がある人は、カード会社に電話連絡をしましょう。手元にクレジットカードがある場合は、裏面に記載の電話番号にかけ今の状況を伝えます。

 銀行業界は、大規模災害の被災者向けに全国銀行協会などの団体が統一的な方針を決めています。このため「キャッシュカードや通帳が手元になくても現金引き出しは可能」、「被災者が住宅ローンの返済を遅れたとしても延滞扱いにはならない」と、統一された対応策をお伝えすることができます。

 これに対し、クレジットカードは業界団体が定める統一方針はなく、各社が個別対応するとのことです。被災者向けにどのように相談に乗っているのかを知りたく大手クレジットカード会社のJCBに対応策を聞いてきました。各社で対応が大きく異なることはないと思われますので、JCBの対応策を例に取り「被災者が今、すべきこと」を知っておきましょう。

 カード会社に電話をすべき事例を下表にまとめました。

表中のケースに該当するなら、すみやかにカード会社に連絡を!

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深田晶恵 

ファイナンシャルプランナー(CFP)、(株)生活設計塾クルー取締役。

1967年北海道生まれ。外資系電器メーカー勤務を経て96年にFPに転身。現在は、特定の金融機関に属さない独立系FP会社である「生活設計塾クルー」のメンバーとして、個人向けコンサルティングを行うほか、メディアや講演活動を通じて「買い手寄り」のマネー情報を発信している。20年間で受けた相談は4000件以上。日本経済新聞、日経WOMAN、レタスクラブ等でマネーコラムを連載、ほかにダイヤモンド・オンラインでの『40代から備えたい 老後のお金クライシス!』のネット連載も 好評。

主な著書に『30代で知っておきたいお金の習慣』、『投資で失敗したくないと思ったら、まず読む本』『住宅ローンはこうして借りなさい 改訂5版』(共にダイヤモンド社)、『共働き夫婦のための「お金の教科書」』、『図解 老後のお金安心読本』(共に講談社)他多数。
1967年北海道生まれ。外資系電器メーカー勤務を経て96年にFPに転身。現在は、特定の金融機関に属さない独立系FP会社である「生活設計塾クルー」のメンバーとして、個人向けコンサルティングを行うほか、メディアや講演活動を通じて「買い手寄り」のマネー情報を発信している。18年間で受けた相談は3500件以上。日本経済新聞、日経WOMAN、ダイヤモンド・オンライン等でマネーコラムを連載中。
主な著書に『30代で知っておきたいお金の習慣』『投資で失敗したくないと思ったらまず、読む本』、『住宅ローンはこうして借りなさい 改訂5版』(共にダイヤモンド社)(共にダイヤモンド社)、『共働き夫婦のための「お金の教科書」』『図解 老後のお金安心読本』(共に講談社)他多数。


老後のお金クライシス! 深田晶恵

「年金崩壊」「定年後破産」などの恐ろしい言葉が飛び交う少子高齢化の現代ニッポン。老後の生活を支えるお金について熟知しておくことは、もはや誰にとっても待ったなしだ。30代でも早すぎない、40代なら今まさに備えを始めたい、老後資金のあれこれを人気FPがわかりやすく指南する。

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