約3年の月日をかけて、伝説の名著3部作・計4冊2000ページ超がたった1冊に凝縮された『最強のコピーライティングバイブル』がついにリリース!
鉄板の法則を「骨」とし、国内成功24業種100事例で肉づけした著者の横田伊佐男氏。
発売早々重版が決まった本書から、コピーライティングの極意をこっそり紹介してもらおう。
「型14:役に立つ情報を提供する」
人はニュースなどで新しい情報を集める習性がある。
そのため、ニュースを読み慣れている。その筆致をマネ、役に立つ記事風のコピーを書くことで、注目率を高めることを狙う。
また、セールス色が少ない筆致は、警戒心なく読んでもらえる効果も期待できる。
●文法
役立つ情報
●基本例文
「こうした機能のうち、◯◯◯だけがあなたを安全に守ります」
●事例
「昨年度、6500人に100万円を超える過払い金があり無事に返金手続きを終えました」
(出典:司法書士法人 新宿事務所、WEB)
※実際のクリエイティブ例は、本書にて紹介
●ポイント
セールストークなしの記事風コピーは、「売り」につながるイヤラシさがない分、警戒されずに読んでもらえる。
商品やサービスを押し出すセールスコピーではなく、役立つ情報に特化させることが警戒心をほどくポイントだ。
事例の場合は、掲げた広告の後に「過払い金の返金で今の借金がいくら減るのか? 現金がいくら戻るのか?」の直後に「5分ほどのお電話で無料診断いたします」とレスポンスにつなげるコピーに持ち込んでいる。
つまり、「役立つ情報」→「問いかけ」→「アクション促進」と巧みに連携しているのだ。事例の司法書士法人 新宿事務所によると、そのレスポンス(相談件数)は、11年間で22万人、返金総額600億円に達しているという(出典:司法書士法人 新宿事務所HP)。