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99%の人が知らない数字に強くなる裏ワザ30
【連載第14回】 2016年6月6日
著者・コラム紹介バックナンバー
深沢真太郎 [ビジネス数学の専門家/教育コンサルタント]

数字の裏を読むコツ

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数字の裏を読むコツは、「極端に考える」こと

 こんにちは。『99%の人が知らない数字に強くなる裏ワザ30』の著者・深沢真太郎です。 

 前回に引き続き、「数字の裏まで読む」とは、いったいどういうことなのかを深めることで、数字に強い人とそうでない人のほんのちょっとした(でも、とても大きな)差をご紹介し、あなたが数字に強くなるためのエッセンスをお伝えします。

 前回のお話で定義したように、数字の裏を読むとは「表面上は見えてこない事実をあぶり出すこと」です。

 しかし、会議の資料や広告表現で使われている数字を単にじっと睨んでいても、なかなか裏を読み解くことはできません。やはり、このテーマにおいてもコツがあるのです。

 そのコツをひとつだけ紹介できるとしたら、私はこのキーワードを使います。

 それは、「極端に考えると」です。

「極端に考えると」を口癖に

 どういうことか、説明しましょう。具体例があったほうがわかりやすいので、まずは次の例を考えてみてください。

============================================
<例>
某アイドルグループのコンサート、1回の経済効果は1億円とのこと。
 つまり、「このアイドルグループは、コンサートを
1回開けば1億円稼ぐ」と理解して構わない。

はたして、この解釈は正しいでしょうか。
============================================

 たしかにそのコンサートを開催することで、1億円という利益は生まれるのかもしれません。

 しかし一方で、そのコンサートを開催することで経済的な損失はないのでしょうか。たとえば、ファンが周辺にゴミを散らかしてしまったら、誰かが時間と費用をかけてそれを処理しなければなりません。

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    深沢真太郎 [ビジネス数学の専門家/教育コンサルタント]

    ビジネスパーソンの思考力や数字力を鍛える「ビジネス数学」を提唱し人財育成に従事。

    この分野では第一人者として圧倒的な実績と指導力を持つ教育コンサルタント。
    これまで延べ5000名以上の指導経験を持ち、「中学生に伝えるつもりで」を信念とする面倒見のよいキャラクターと丁寧な指導技術は多くの研修担当者に「この人でなければできない研修」「なぜ、こんなにわかりやすいのか不思議」と評される。
    さまざまな大手企業の人財育成をサポートしており、大学やビジネススクールで担当した講義は100%リピート依頼がくる超人気講師でもある。
    主な著書に『「仕事」に使える数学』(ダイヤモンド社)、『数学女子智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです。』(日本実業出版社)など多数。一部は中国・台湾・韓国などでも翻訳され多くのビジネスパーソンに読まれている。
    公益財団法人日本数学検定協会「ビジネス数学検定」1級AAAは国内最上位。
    BMコンサルティング株式会社代表取締役/理学修士(数学)/多摩大学非常勤講師

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