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40代を後悔しない50のリスト【時間編】
【第6回】 2016年6月6日
著者・コラム紹介バックナンバー
大塚 寿 [エマメイコーポレーション代表取締役]

時間の使い方がうまいマネジャーは、
部下の「ちょっといいですか」にこう対応する

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部下からの相談に膨大な時間を奪われる40代のマネジャー。自分の時間を確保しつつ、部下の育成にもなる一石二鳥の相談の受け方はないだろうか?マネジメントを上手に行いながら、自分の仕事でも成果をきちんと出せた人の工夫とは?シリーズ最新作『40代を後悔しない50のリスト【時間編】』から、一部を抜粋して紹介する。

【後悔リスト6】部下のフォローに時間を取られて、自分の仕事ができなかった

 40代となると、多くの人が管理職か、役職上は管理職でなくても職場のリーダー的な役割をこなすようになります。

 そこで問題になってくるのは、自分の仕事と部下(後輩)の仕事を行うための時間のバランスです。真面目な人ほど、どちらにも平等に時間を割こうとします。

 しかし、誰に対しても良い顔をして一つ一つ対応していると、次第に自分の仕事が回らなくなるジレンマを多くの40代は感じているのではないでしょうか。

 持ち時間は誰もが一定です。一日が24時間なのは変わりません。したがって、マネジメントに時間を割けば、自分の時間は必然的に減るわけです。「来るもの拒まず」とは聞こえがいいですが、単純に自分の時間を奪われ放題にしておくと、今度は自分時間を必死に補おうとするので、遅かれ早かれ消耗していくことになります。

 優秀なプレーヤーが必ずしも優秀なマネジャーになれない理由は、仕事のコツが伝えられないということだけではなく、目いっぱい働いて成果を出してきたプレーヤーの時間にマネジメントの時間が加わるという、単純な時間の足し算になっているからです。

 では、マネジメントも上手にこなし、自分の仕事でも成果をきちんと出せている人は、一体どのような工夫をしているのでしょうか。多くの先輩たちの話を聞いていると、

(1)部下の相談への応じ方
(2)部下への仕事の振り方

の2点のやり方を変えていることがポイントでした。逆に、部下の相談やフォローに多くの時間を取られて苦しんでいる人の原因は、大きく分けると、同様に次の2点に集約されます。

(1)部下からの相談に何でもかんでも一律に時間をかけて対応している
(2)仕事を部下に振れず、自分で何でも抱え込んでしまう

 (2)の部下への仕事の振り方は、書籍『40代を後悔しない50のリスト【時間編】』を読んでいただくとして、ここでは(1)の「部下の相談への応じ方」について紹介しましょう。

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大塚 寿(おおつか・ひさし) [エマメイコーポレーション代表取締役]

1962年、群馬県生まれ。株式会社リクルートを経て、アメリカ国際経営大学院(サンダーバード校)でMBAを取得。現在、オーダーメイド型企業研修を展開するエマメイコーポレーション代表取締役。
挫折の多かった10代、「もっとやれるはずだ」という想いと現実とのギャップに悶々とした20代を過ごした。なんとか現状を変えようと、リクルートの営業マンという立場から、社内外の大手企業・中小企業の管理職や経営者1万人以上にアドバイスを求めるが、その中でも40代を後悔している人が特に多いことを発見。その轍を踏まないように準備し、40代で自己実現を果たす。歴史上の成功者よりも、身近な市井の人の成功・失敗に学ぶことの合理性を痛感している。
著書にシリーズ累計28万部の『40代を後悔しない50のリスト』『30代を後悔しない50のリスト』『結婚を後悔しない50のリスト』(以上ダイヤモンド社)など多数。


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元リクルートの営業マンだった著者が、これまで出会った管理職・経営者・定年退職者1万人以上にインタビューしてわかったのは、40代こそが「人生最大の分かれ道」だということ。そして、40代が最も後悔していることこそ「時間の使い方」だった。「仕事と家庭」「自分の仕事と部下のマネジメント」「自己実現と出世」「夫と父」「妻と母」など、限られた時間の中でバランスを取り続ける両立世代が、自分らしい生き方・働き方を取り戻すには? 計画術から習慣術、仕事術、マネジメント術、バランス術まで、『40代を後悔しない50のリスト【時間編】』から一部を抜粋して紹介する。
 

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