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40代を後悔しない50のリスト【時間編】
【第3回】 2016年5月30日
著者・コラム紹介バックナンバー
大塚 寿 [エマメイコーポレーション代表取締役]

40代でうまくいく人は「時間配分」を変えていた!
忙しくても振り回されない人の秘密の時間割

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なぜ、あの人は忙しいのに時間をつくれるのか?仕事に家庭に多忙を極める40代が上手に時間を使うためのコツとは?1万人の失敗談からわかった人生の分かれ道となる40代の時間の使い方を公開。成功者の時間術とはどのようなものか?シリーズ最新作『40代を後悔しない50のリスト【時間編】』から、一部を抜粋して紹介する。

【後悔リスト1】「時間ができたらやろう、と思ったことは結局できなかった」

 50代以上の人に後悔を尋ねた結果、男性、女性を問わず常に上位に入るのが、この「時間ができたら……」が永遠にこないということです。

 40代というのは、仕事でも家庭でも、自分以外の誰かに振り回される年代です。会社では部下や上司、関係部門、クライアント、家庭では配偶者や子ども、時には自分の親や義理親に合わせることも多くなります。自分でコントロールできる時間が最少になる10年といっても過言ではありません。

 街角で久しぶりに出くわした知人に「今度、食事でも」と言って別れたその「今度」が永遠に来ないように、「時間ができたらやろう」の「時間」も、決して自然に生まれることはないのです。

 忙しい40代でも時間を上手に使いこなしている人には、ある共通点があります。それは、「時間を捻出しよう」という発想ではなく、一日の時間割を「目的に合わせてつくり変えている」ことです。つまり、時間を増やそうとするのではなく、自分の持ち時間の中で、やるべきことに合わせて時間の配分を変えているのです。

 ここに、一般的な時間の使い方に対する誤解があることがわかります。多くの人は時間をつくり出そうとするとき、いかに速く作業を終えて自由になる時間を増やすかという考えを持ちがちです。例えば今日は夜、どこかに立ち寄って帰ろうと思ったとき、いかにスピーディーに仕事をこなして、夕方以降の時間を増やそうとする人が多いのではないでしょうか。

 しかし、想定外の仕事が生まれたり、思った通りに進まなかったら、その予定はすぐに崩れてしまいます。今の時間割を切り詰めて新しい時間を捻出しようとすることは、多くの場合うまくいきません。仕事に家庭に多くのやるべきことを抱える40代にとって、効率化によって生まれるわずかな時間では、増え続けるやるべきことを、常にカバーできない宿命にあるのです。

 誰にとっても平等に一日は24時間ですが、多くの人はそれを25時間や26時間に増やそうと努力しています。やるべきことはすでに山積みなのに、それを切り詰めて、その上にどう時間を上乗せするかを考えています。でも、やるべきことのリストを書き出していったら、軽く24時間をオーバーしているでしょう。

 時間を上手にコントロールできている人は、決して自由になる時間が「増えている」わけではありません。現実的に、時間の足りなさは誰もが痛感しています。限りある時間という資源を効果的に「振り分けて」いるのに過ぎないのです。自分の現実的な持ち時間や働き方、生活を見据えて、その時間割自体を刷新していくことで、その人が理想とする人生に最適化する時間割をつくっています。

 ただし持ち時間は有限ですから、配分を変えたら、別の何かの時間を減らす必要が出てきます。そこは常にトレードオフの関係です。

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大塚 寿(おおつか・ひさし) [エマメイコーポレーション代表取締役]

1962年、群馬県生まれ。株式会社リクルートを経て、アメリカ国際経営大学院(サンダーバード校)でMBAを取得。現在、オーダーメイド型企業研修を展開するエマメイコーポレーション代表取締役。
挫折の多かった10代、「もっとやれるはずだ」という想いと現実とのギャップに悶々とした20代を過ごした。なんとか現状を変えようと、リクルートの営業マンという立場から、社内外の大手企業・中小企業の管理職や経営者1万人以上にアドバイスを求めるが、その中でも40代を後悔している人が特に多いことを発見。その轍を踏まないように準備し、40代で自己実現を果たす。歴史上の成功者よりも、身近な市井の人の成功・失敗に学ぶことの合理性を痛感している。
著書にシリーズ累計28万部の『40代を後悔しない50のリスト』『30代を後悔しない50のリスト』『結婚を後悔しない50のリスト』(以上ダイヤモンド社)など多数。


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元リクルートの営業マンだった著者が、これまで出会った管理職・経営者・定年退職者1万人以上にインタビューしてわかったのは、40代こそが「人生最大の分かれ道」だということ。そして、40代が最も後悔していることこそ「時間の使い方」だった。「仕事と家庭」「自分の仕事と部下のマネジメント」「自己実現と出世」「夫と父」「妻と母」など、限られた時間の中でバランスを取り続ける両立世代が、自分らしい生き方・働き方を取り戻すには? 計画術から習慣術、仕事術、マネジメント術、バランス術まで、『40代を後悔しない50のリスト【時間編】』から一部を抜粋して紹介する。
 

「40代を後悔しない50のリスト【時間編】」

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