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日本経済の目指すべき姿がこの街に? 
「アキバ変態(メタモルフォーゼ)」驚異のビジネスモデル

週刊ダイヤモンド編集部
【10/09/25号】 2010年9月21日
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 あなたが秋葉原(アキバ)という街に抱くイメージは、どんなものでしょうか。

 家電の街、パソコンの街、萌えの街……。ほとんどの人の頭の中に、枕詞のような1つのキャッチフレーズが思い浮かぶと思います。 

 では、同じく東京都内の巨大な商圏である渋谷や新宿、池袋に対しては、どうでしょうか。多くの人が共有できる統一された街のイメージはないと思います。

 ましてや、そのイメージが商材の名前で表されることなどなおさらないはずです。 
1つの強烈なイメージがあること。それが時代によって異なること。これが秋葉原の街の強さの秘密です。 

 ラジオの普及が一巡すれば、テレビや洗濯機などの家電を売る街に変化。三種の神器がもてはやされなくなれば、パソコンやゲームの街へと生まれ変わる。パソコンブームが終わり、成長の終焉を迎えるかと思われたが、今度は「萌えの街」として甦り、再開発がそれを後押しする。 

 まさしく、街が蝶のように変態(メタモルフォーゼ)してきたのです。 今回の特集では、なぜ秋葉原という街が常に人を惹きつけるのかを取材、分析しました。

 秋葉原の街で人気を集める萌えビジネスの成功の方程式とは何か。ガンダムカフェや武器の専門店、ガチャポン会館など、他の地域にはない人気店のビジネスモデルの秘密に迫ります。

 また秋葉原発で、今や国民的人気を誇るAKB48にも密着、「まゆゆ」こと渡辺麻友さんのインタビューも掲載しています。ビジネス雑誌ならではの質問で、普段では見られないまゆゆの一面が見られます。

 さらに、一世を風靡した人気漫画「ゲームセンターあらし」の作者・すがやみつる先生に、あらしの番外編として秋葉原について4ページの漫画を書いてもらいまいした。

 そして今回は、鉄道ファンや、電子部品の工作ファンのためのマニアが喜ぶガイドも盛り込みましたが、一方で初めて秋葉原に行く人のためにMAPも掲載しています。

 加えて、なぜこのようなカオスの街となったのか、歴史的背景にも一章を割き、紹介、分析しています。秋の行楽シーズン、ぜひこの特集を片手に世界から人が集まる観光地、秋葉原を訪ねてみてください。

 日本は、ハード主体の経済からソフト主体の経済へと移行して、内需を拡大し、海外からより多くの需要を呼び込む必要に迫られています。そんな「日本の進むべき道」を、秋葉原はすでに実践しているとも言えます。

 単なるガイド本ではなく、成長の背景にまで詳しく触れていますので、より深くこの街を知ることができると思います。

(『週刊ダイヤモンド』編集部 清水量介)


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