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実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」 露木幸彦

離婚の兆候、妻が夫を○○と呼び始めたら要注意!(上)

露木幸彦 [露木行政書士事務所代表]
【第34回】 2016年7月23日
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妻の夫の呼び方の変化で妻の気持ちが分かるかも?

 過去3年間、私のところに「離婚」の相談をしに来た女性(妻、メールによる相談のみ。計1021人)が「夫のことを何と呼んでいたのか」をまとめてみました。もしかすると夫の呼び名と夫婦の離婚率には関係があるのでは?この仮説の真偽について解き明かすのが今回のテーマです。

1位 夫 320人(31.3%)
2位 旦那 216人(21.1%)
3位 主人 191人(18.7%)
4位 彼 173人(16.9%)
5位 亭主 76人(7.4%)
6位 あいつ 43人(4.2%)
7位 あの人 2人(0.1%)

 次に「人に話すときの夫の呼び方」(「夫婦関係調査2011」リクルートブライダル総研調べ)を見てみましょう。

1位 旦那・旦那さん
2位 主人
3位 お父さん・パパ・お父ちゃん
4位 名前
5位 夫

 1つ目のランキングは「妻に離婚の意思あり」、2つ目は「妻の離婚の意思は不明」です。両方のランキングに登場する「旦那」「主人」「夫」は、そもそも絶対数が多いから、離婚数も多いのも当然で、これは身も蓋もない話ですが、絶対数は少ないのに離婚につながりやすい「夫の呼び名」(2つ目に登場せず、1つ目に登場する)は何でしょうか?そう、「あいつ」です。

 もちろん、夫が妻のことを「あいつ」と呼ぶことも問題といえば問題ですが、今回は逆です。私のところには夫のことを「あいつ」と呼ぶ妻が一定数、相談しに来ているのですが、今回は各年代の相談者……30代、40代、50代、60代の相談実例を紹介し、それぞれに共通する特徴を探っていきましょう。

夫に浮気の兆候
離婚を決意もタイミングを模索中

 まず1人目は30代の丸山美穂さん(36歳、仮名)。「とりあえず、あいつは泳がせておこうと思っています!」と離婚計画を暴露します。

 美穂さんの言う「あいつ」とは夫(38歳)のことで、夫婦の間には4歳の娘さんがいます。

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露木幸彦[露木行政書士事務所代表]

つゆき・ゆきひこ/行政書士、フィナンシャルプランナー。1980年生まれ。国学院大学卒。男性の離婚相談に特化した行政書士事務所を開業し、開業から6年間で有料相談件数7000件、法律文書作成900件を達成。公式サイトは1日訪問者3300人、会員数は1万3000人と、業界では最大規模にまで成長させる。2008年よりドコモ、au、ソフトバンクの公式サイトで法律監修を担当。四半期に一度、大相談会を開催している。主な著書に『結婚貧乏~結婚してはいけない人を避ける方法』(中央公論新社)、『離婚のことばハンドブック~今すぐ解決したい人のキーワード152』(小学館)、『男のための最強離婚術』『男の離婚 賢く有利に別れるための6つの成功法則』(共にメタモル出版)などがある


実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」 露木幸彦

昨今の離婚事情は複雑化している。夫が借金、浮気、暴力を繰り返して妻に愛想を尽かされるという「昭和型離婚」ばかりでなく、足もとでは「草食系離婚」も急増している。妻が多重債務、不倫、ヒステリーなどを繰り返し、真面目で優しい夫がそれに絶えられなくなって離婚を決意するというパターンだ。そうしたなか、離婚トラブルで悩み悶える男性が増えている。一度離婚トラブルに発展すると、男性は多くの精神的・物理的な負担を強いられる。到底納得できない理不尽な離婚トラブルに意図せず巻き込まれた場合に備えて、普段から対処法を考えておくことは必要だ。「男性の離婚相談」に特化し、数多くの相談実績を誇る行政書士の露木幸彦氏が、毎回実例を挙げながら、男性が陥り易い離婚トラブルへの対処法を指南する。読まずに泣くか、読んで笑うか――。現在離婚トラブルで悩んでいる人もそうでない人も、「他人事ではない男の離婚」について考えるための参考にしてほしい。

「実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」 露木幸彦」

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