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毎朝、服に迷わない
【第5回】 2016年8月4日
著者・コラム紹介バックナンバー
山本あきこ [スタイリスト],佐藤友美

服と髪が、社内での地位を上げる

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9万部を突破し大ベストセラーになった『毎朝、服に迷わない』の著者、スタイリストの山本あきこさんと、発売1ヵ月で10刷3万5000部を記録した『女の運命は髪で変わる』の著者であり日本初にして唯一のヘアライターの佐藤友美さん。人気書籍の著者として話題をさらっているおふたりに、お話を伺いました。山本さんはファッションの側面から、佐藤さんは髪型の側面から、ビジネスで成功する「できる女のつくり方」を語っていただきます。

 おしゃれだと「社内の女性ヒエラルキー」の上にのぼれる

――ここからは、オフィスでオシャレに見えるテクニックについてお話を聞かせてください。

山本 おしゃれに見えるというと、やはり女性らしさが出る素材でしょうから、揺れ感のあるとろみ素材がおすすめです。

佐藤 とろみ、ですか。

山本 とろみ素材は、メンズ服では使わない素材なので、女性だけの特権といえます。素材はドレッシーな印象のシルクも素敵ですが、仕事着として着るなら自宅で手軽にお洗濯できるレーヨンやポリエステル素材がおすすめです。

佐藤 なるほど。そもそも、男性は女性のどこを見ていると思いますか?オフィスではパソコンに向かっていることが多いので、正面から同僚の顔をまじまじと見ることは案外少ないですよね。

山本 そうですね。男性が見ているのは女性の後ろ姿や、「斜め後ろ45度」だと思います。「斜め後ろ45度」とは、たとえば相談事があったときにその人のデスクまで訪ねていって、斜め45度から話しかけるイメージです。

佐藤 わかります。後ろ姿と斜め後ろ45度を見ているのなら、女性がメイクを頑張っても、男性はちっとも見てくれていないということになりますね(笑)。だとすると、髪の毛はすごく大事です。だって、斜め後ろ45度なんて見える面積のほとんどが、髪です。後ろ姿にいたっては10割髪です。本にも書かせていただきましたが、私が、「顔は、ほぼ髪」と考えるのも、この理由からなんです。

山本 あはは、なるほど!

佐藤 海外のホテルに行くと、必ず三面鏡になっているのは、後頭部がふんわりと盛られているか“斜め後ろ45度の顔”を確認するためです。日本人は小さな手鏡やコンパクトの鏡でメイクをパパッと済ませがちですけど、もっと自分を俯瞰してみる癖をつけた方がいいと思います。接近戦だけを意識していては片手落ちですよね。

山本 まったく同じ意見です。ファッションも、接近戦ではなく全身勝負です。全体のバランスがとても大事ですので、家を出る前は、その日のバッグや靴などをすべて身につけた状態で全身をチェックする習慣をつけましょう。そのためには、全身鏡は玄関に置いて欲しいですね。毎日自分を見続けることで不思議なことに、自然と美しい立ち姿になり、自然と体も締まってきます。

佐藤 それでいうと、立ち姿を美しく魅せるためには、高いヒールを履きこなすことなのかな、とも思います。

山本 おっしゃる通りです。ヒールのある靴は、足を長く美しく見せるためにデザインされていますし、ヒールを履くと、歩き方も変わって姿勢がよくなり、美女オーラが出るんです。「高いヒールを長時間履くのはしんどい」とおっしゃる方が多いけれど、そんな方は、携帯用のポケッタブルシューズをバッグに忍ばせておくと安心です。私が愛用しているのは、「BUTTERFLY TWIST」というブランドのポケッタブルシューズ。ヒールを一日中履くと思うとつらいけど、通勤途中はペタンコ靴で移動するなど、上手に手を抜くと随分ラクですよ。

佐藤 あと、誰におしゃれに見せたいかですよね。

山本 こういってはなんですが、社内だと男性より「女性ウケ」することの方がよほど重要だったりしませんか?うちのお客様もファッションを変えてコピー機の前で作業していたら、普段面識のない女性の同僚から「その服かわいいですね!」と声をかけられて株があがったそうなんです。おしゃれは、何事にも代え難い“社内の地位をあげる”んですよ。

佐藤 おもしろい。女性のヒエラルキーにおいて、上にのぼれる、と。

山本 そして、女性から好かれると、必ず男性からも好かれるものです。まずは女性に好感度の高いコーディネートを心がけると、失敗しないかも。顔の造形が美しいことは先天的な要素が大きいですが、おしゃれはどなたでも簡単に取り入れることができます。努力は必ず報われるはずです! 

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山本あきこ [スタイリスト]

スタイリスト。1978年生まれ。
女性誌や広告など多くのスタイリングを手がけながら、「女性にとても大切な外見力をあげるため、服の買い方や見せ方を、一般の人でもプロのスタイリストに気軽に相談できる場をつくりたい」と、2013年より毎月個人向けのパーソナルスタイリングや、スタイリングを教える講座など行う。それ以来、予約開始と同時に申し込みが殺到する「予約の取れない」スタイリストに。
ママ雑誌やぽっちゃりさん向けの雑誌、OL向けの雑誌など、あらゆる年齢や体型などにスポットをあてた媒体で、モデルだけではない様々な人たちに似合うスタイリングに定評がある。多くの経験に基づくルールを持ち、シンプルな洋服を主体に、小物で味つけしたスタイリングで、瞬く間にその人本来の魅力を引き出すファッションを得意とする。今までつくってきたコーディネート数は15万を超える。
スタイリングを受けると「朝、服に悩む時間が減った」「やせた? と言われた」「結婚がきまった」「仕事で昇格した」という女性が続出中。処女作の『いつもの服をそのまま着ているだけなのに、なぜだかおしゃれに見える』(ダイヤモンド社)はベストセラーとなる。


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