HOME

メタボリック

肝臓

腰痛・肩こり

高血圧・高脂欠症

うつ・ストレス

ニオイ

薄毛

老化防止

禁煙

男の病気

症状別にみる健康管理術

暖房で干しシイタケ状態に!?
乾燥から肌を守りましょう

福田千晶 [医学博士・健康科学アドバイザー]
【最終回】

 20代後半から顔に小さなシワができ始め、30代では目尻に、40代では下まぶたにシワが目立ち始めます。

 大きなシワは、皮膚を支えているコラーゲンが伸びたり切れたり弱ったりすることで起こります。これは加齢に伴う現象ですが、さらに、紫外線の刺激によるコラーゲンの変化が肌のシワを増やします。ピチピチの肌は、可溶性のコラーゲンで肌の水分と弾力を保持しています。ところが、紫外線によって不溶性コラーゲンに変化すると、肌の水分や弾力が乏しくなりシワができてきます。老若男女、季節を問わず、紫外線対策を心がけるべきです。特に、炎天下で過ごすゴルフや釣り、屋外での労働や長時間の車の運転には対策が必要。肌を紫外線から守るUVカットのスキンケア用品や帽子などを使いましょう。

 また、肌の乾燥によっても小さなシワができます。冬は冷たい外気と、エアコンによる暖房で空気も乾燥しがち。肌からは過剰に水分が蒸発して乾燥します。そのままでは、肌はまるで干し椎茸のように乾燥してしまいますから、正しいスキンケアを怠りなく。疲れていても、ていねいにメイクを落として洗顔しましょう。

 洗顔では、肌に無理な力をかけるとコラーゲンを伸ばし、シワやたるみの原因になります。よく泡立てた石けんで優しくていねいに洗いましょう。洗顔後は、化粧水で水分を補給し、さらに美容液をつけて肌の水分を保持します。その上にクリームか乳液を塗って、油の薄い膜で肌を覆い水分の蒸発を防ぎます。これが、基本のスキンケアです。

 男性の場合も洗いっぱなしにしないで、化粧水と乳液くらいはつけておくことで、肌のシワを増やさず若々しさを維持することにつながります。

 肌のパックなどの特別なケアは、使用方法を守ることが必須。「10分間使用」と記されたシート型パックを肌に載せたまま眠ったことはありませんか?それでは、シートが乾燥してしまい逆効果になりかねません。

 「肌は全身の鏡」ともいわれます。睡眠不足、食生活の乱れ、ストレスなどでシワが増えることも。健康的な生活、紫外線対策、正しいスキンケアがシワ予防の3大ポイントです。

このページの上へ

福田千晶 [医学博士・健康科学アドバイザー]

慶大医学部卒。日本リハビリテーション医学学会専門医、日本東洋医学学会専門医、日本医師会認定産業医、健康スポーツ医。著作と講演を主に活動中。


症状別にみる健康管理術

日々の生活の中で体に異変を感じてもなかなか危機感を持たず、知らぬ間に進行していくケースがあります。トリビアなど含め、症状に合った健康管理術をサポートしていきます。

「症状別にみる健康管理術」

⇒バックナンバー一覧