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医療ジャーナリスト 木原洋美「夫が知らない 妻のココロとカラダの悩み」

エアコン嫌いの冷え性妻に夫は合わせるべきか

木原洋美 [医療ジャーナリスト]
【第6回】 2016年8月19日
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「身体に良い」を追求する妻
エアコンは来客時しか使わない

配偶者やパートナーが徹底的にエアコン嫌いの冷え性だったらどうしますか

(うぅ~暑い、俺は今年も、熱中症にならずに生き延びることができるだろうか?)

 梅雨の中休みの晴れた日、貴之さん(仮名・43歳)は照りつける陽光に炙られながらつぶやいた。

 もはや夏の東京は、世界一過酷で不快な気候…といっても過言ではないと、貴之さんは思う。それなのに、妻と小学生の息子2人に幼稚園児の娘1人、計5人家族の彼の家ではエアコンをほとんど使わない。

 妻の美羽さん(仮名・44歳)が、使わせてくれないのだ。

 「エアコンで身体を甘やかすのはよくないわ。日頃からしっかり汗をかいて、汗腺を鍛えて、身体も動かして、気候変動に負けない子どもに育てたいの」

 イマドキ珍しい3児の母として、家族の健康管理に情熱を傾ける妻の想いに水を差すなんて、温厚な貴之さんには絶対できない。

 食事から衣類、住空間に至るまで「身体によい」を勉強し、追求する美羽さんはよくできた女房だとも思っている。

 だから、ひたすら耐える。

 「エアコンのスイッチを入れるのは来客時だけ。我が家にとってエアコンは『おもてなし』。日常の存在ではないんです」

妻がエアコンを付けたくない理由
冷房病で退職を余儀なくされた過去

 とはいえ、熱中症情報が飛び交う昨今、エアコンをつけたくない妻の分は相当悪い。

 熱中症までは行かなくても、暑さで寝不足になった貴之さんに万が一のことが起きたらどうしよう。

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木原洋美 [医療ジャーナリスト]

きはら・ひろみ/宮城県石巻市の漁村で生まれ、岩手県の山村で幼少期を過ごし、宮城県の穀倉地帯で少女時代を送る。明治学院大学在学中にコピーライターとして働き始め、20代後半で独立してフリーランスに。西武セゾングループ、松坂屋、東京電力、全労済、エーザイ等々、ファッション、流通、環境保全から医療まで、幅広い分野のPRに関わる。2000年以降は軸足を医療分野にシフト。「常に問題意識と当事者感覚を大切に取材し、よ~く咀嚼した自分の言葉で伝え、現場と患者の架け橋になる」をモットーに、「ドクターズガイド」(時事通信社)「週刊現代 日本が誇るトップドクターが明かす(シリーズ)」(講談社)「ダイヤモンドQ」(ダイヤモンド社)「JQR Medical」(インテグラル)等で、企画・取材・執筆を深く、楽しく手掛けてきた。2012年、あたらす株式会社設立(代表取締役)。2014年、一般社団法人 森のマルシェ設立(代表理事)。森のマルシェでは、「木を遣うことが森を守ります」の理念を掲げ、国産材の樽で仕込む日本ワインやバルサミコ酢の開発等、国産材の需要を開拓する事業に取り組んでいる。


医療ジャーナリスト 木原洋美「夫が知らない 妻のココロとカラダの悩み」

長年連れ添った妻やパートナーが突然キレる要因は何か。なぜ、いつも不機嫌なのか。女性特有のカラダの不調や悩みに起因することが多い。しばしば男女間、夫婦間に深いミゾを生じさせる女性特有の病気・体の不調について、実際の具体例を挙げて解説する。

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