1925年創立の中高一貫校である品川女子学院は一時期、中1の生徒が5人という危機的な状況に陥ったが、1989年から始まった総合的学校改革により7年間で入学希望者数が60倍、偏差値が20ポイント上昇した。その学校改革をしたのが6代目校長の漆紫穂子氏。メディアに登場する機会も多く、豊富なエピソードを交えた家庭教育、コミュニケーションスキルへの提言は、子育て世代はもとよりビジネスパーソンなどからも幅広く支持を集めている。『伸びる子の育て方』の刊行にあたり、そのエッセンスを6回に分けて語ってもらった。