【第89回】 2010年02月02日
Jリーグに暗雲…。
不況の影響で失われる若手育成の場
プロ野球とJリーグの各チームがシーズン開幕に向けてスタートを切った。
プロ野球は2月1日に全チームがいっせいにキャンプインするが、Jリーグチームのキャンプ日程は監督の方針やクラブの事情で様々。1月中旬からキャンプを始めているチームもあるし、これからというチームもある。
経費節減でほとんどのチームが国内の宮崎、鹿児島などでキャンプを行っているが、異色なのは広島だ。まず1月18日から27日まで宮崎で第1次キャンプを行い、30日から2週間、トルコ・アンタルヤで第2次キャンプに入る。
気候温暖なアンタルヤはサッカーのキャンプ地として知られ、1月から2月にかけてはヨーロッパ各国から1000以上のチームが来てトレーニングを行う。ヨーロッパの強豪と練習試合を重ねて強化を図ろうというわけだ。そして帰国すると再び宮崎で第3次キャンプ。1ヵ月半近く、トレーニング漬けの日々が続くのだ。
広島は昨年、J1昇格直後にもかかわらず4位と健闘した。キャンプ日程には、さらに上を狙おうというクラブの意気込みが表れている。
各チームの戦力補強もほぼ終わった。大物の移籍加入は清水の小野伸二(ドイツ・VfLボーフムから)、川崎の稲本潤一(フランス・レンヌから)、名古屋の田中マルクス闘莉王(浦和から)、J2札幌の中山雅史(磐田から)、横浜FCの大黒将志(東京Vから)といったところ。また、日本代表のFWだった久保竜彦は広島からJFLのツエーゲン金沢に移籍した。最近は故障の影響で出場機会が減っていたが、JFLでの復活を期待したい。
選手の人員削減に加えて
Jリーグ2軍戦が廃止に
その一方で経営が厳しいため戦力縮減に踏み切るクラブも少なくない。選手を大量に放出するチームが目立つのだ。
J2の栃木、柏、鳥栖、大分は昨季のメンバーのうち17人、東京ヴェルディは16人もの選手が退団した。もちろん新加入の選手もいるが、どこも10人前後と放出人数より少ない。Jリーグのチームは30人前後で構成されているから、半分が入れ替わったうえ人数が大幅に減るチームがあるわけだ。メンバーがガラッと変われば、チームのイメージも変わるし、ファンやサポーターも違和感を覚えるに違いない。
Special Topics
バックナンバー
新着トピックス
- 『週刊ダイヤモンド』特別レポート
- 市民による市長リコールもまだできない 阿久根市政“大混乱”の責任は誰にある?
- News&Analysis
- 苦境の地方空港に追い討ちも? 火種くすぶる「ハブ空港」議論の真実
- 岸博幸のクリエイティブ国富論
- 日本のためにならない「FREE」礼賛論を疑え!
- 追跡!AtoZ ~いま一番知りたいテーマを追う!超リアルドキュメント
- 大ヒット商品が続々「特許切れ」へ。 2010年以降、もう「新薬」は生まれない!?
- チャンスを逃さない! 今どき「住活」事情 By SUUMO(スーモ)
- エコポイントがなくても人気は絶大? 想像以上に盛り上がる「エコ住宅」ブーム
- 働き盛りのビジネスマンを襲う 本当に怖い病気
- 手足のひび割れと関節痛が同時に!? 骨の変形をも引き起こす皮膚病の正体
- 献魂逸滴 極上の日本酒を求めて
- 信濃鶴――伊那谷から飛来した「鶴」は高CPで香り高き純米酒
ダイヤモンドオンラインplus 知っておきたい価値ある情報
最新の連載一覧
経済・時事
経営・戦略
スキル・キャリア
Diamond Premium 最新記事 無料会員登録すると全文が読めます
- 金融市場異論百出
- 超インフレ国はジンバブエのみ 世界が学んだ「最低限の規律」
- 週刊ダイヤモンド 企業特集
- ユニー 前村哲路社長インタビュー 「現場の自由裁量権を広げ 個店経営のウエートを高める」
- 『社会貢献』を買う人たち
- キレイになって、途上国を支援! 女性の飽くなき「美への探求」が生んだ、一石二鳥のビジネスモデル
- 山崎元のマネー経済の歩き方
- 対等合併の呪
- 野口悠紀雄 未曾有の経済危機を読む
- 総需要の減少をもたらした2つの要因 ──今こそ必要なデフレの経済学(5)

- 岡野工業・岡野代表エッセイ
- “神の手をもつ男”岡野雅行氏が日本の物づくりに「常識を捨て去れ」と喝!

- DOL編集部のツイッターを開始
- 最新記事の話題から編集部の日常まで、24時間つぶやきます。フォローよろしくお願いします。
Business information
著者プロフィール
- 相沢光一
(スポーツライター)
1956年埼玉県生まれ。野球、サッカーはもとより、マスコミに取り上げられる機会が少ないスポーツも地道に取材。そのためオリンピックイヤーは忙しくなる。著書にはアメリカンフットボールのチーム作りを描いた『勝利者』などがある。高校スポーツの競技別・県別ランキングをデータベース化したホームページも運営。 「高校スポーツウルトラランキング」
この連載について
サッカーから野球、大相撲や陸上に至るまで、あらゆるスポーツニュースを独自の視点で解説!スポーツニュースの「セカンド・オピニオン」を目指します。
アクセスランキング
- 2位
- 週刊・上杉隆
- 元秘書として鳩山邦夫氏に苦言を呈す 信念の見えない離党に意味はあるのか?
- 3位
- News&Analysis
- 日本が望みを託す宇宙開発の切り札! 「宇宙エレベーター」の知られざるシナリオ
- 4位
- China Report 中国は今
- 優秀な中国人学生を採用できなくなった日本企業
- 5位
- 評価が上がる!上司を味方にする技術
- 上司に好かれる話の聴き方、嫌われない質問の方法
Recommend 話題の記事
- China Report 中国は今
- 優秀な中国人学生を採用できなくなった日本企業
- 田中秀征 政権ウォッチ
- 鳩山首相「発言のブレ」正当化に疑問を呈す
- News&Analysis
- 日本が望みを託す宇宙開発の切り札! 「宇宙エレベーター」の知られざるシナリオ
- 山崎元のマルチスコープ
- 官民一体の海外ビジネス受注期待を怪しむ
- ミドルマネジャーのための「不機嫌な職場」改革講座
- この閉塞感はどうにもならないのか? 組織の成果を最大化する人事制度とは
- SPORTS セカンド・オピニオン
- 大リーグ球団にとっての、日本人選手の価値を考える
- 政局LIVEアナリティクス 上久保誠人
- 参院選がどう転んでも、 政界の「世代交代」加速は止められない

- 【PrimeTime】トップインタビュー
- 「サービス力は人財力と組織力の掛け算」~百瀬次生・日立電子サービス社長

- 【THEProject】プロダクトとサービス最前線
- 現実味帯びる「IFRS」。最新会計基準対応処理システムを低コストで提供
雑誌定期購読のご案内
特大号・特別定価号を含め、1年間(50冊)市価概算34,500円が、定期購読サービスをご利用いただくと25,000円(送料込み)。9,500円、約13冊分お得です。さらに3年購読なら最大49%OFF。
1冊2,000円が、通常3年購読で1,333円(送料込み)。割引率約33%、およそ12冊分もお得です。
特集によっては、品切れも発生します。定期購読なら買い逃しがありません。
年間12冊を定期購読すると、市販価格8,400円が7,150円(税・送料込み)でお得です。お近くに書店がない場合、または売り切れ等による買い逃しがなく、発売日にお手元へ送料無料でお届けします。
※別冊・臨時増刊号は含みません。
偶数月の1日発売(隔月刊)。1年購読(6冊)すると、市販価格 5,880円→4,700円(税・送料込)で、20%の割引!
※別冊・臨時増刊号は含みません。
お知らせ・ご案内
- 会員専用ページ開始のお知らせ
- 7月より一部の記事で、無料会員登録した方だけが全文を読める形に変わりました。詳細はこちらをご覧ください。




