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「歯並びが悪い」「黄ばんでいる」など、歯の悩みを持つ読者も多いのではないだろうか。歯のホワイトニングを日本で広めた第一人者である歯科医師・石井さとこさんに、ビジネスと歯の関係を聞いてみた。
健康の象徴ともいえるのが白く輝く健康な歯とピンク色の歯茎。不調の兆候は、歯茎の腫れ・出血、歯磨き時の出血、口臭などに現れる。これを放置すると歯周病が静かに進行するが、歯科医の佐藤医師は「歯周病は虫歯以上に注意が必要」と指摘する。
歯周病や虫歯といった歯科疾患が、単に「口の中の問題」と考えられていた時代は遠くなった。歯周病が糖尿病、がん、循環器病、認知症など全身のさまざまな疾患に関わっていることが、国内外の研究者によって明らかになってきたからだ。
「舌は変調のサインが真っ先に表れる場所です」口臭治療を専門とする中城歯科院長・中城基雄医師はこう話す。舌の色や形、口臭から、その人の健康状態や、体質、なりやすい病気が分かるのだという。
第27回
狭義での口臭は「病的口臭」を指す。一説によれば病的口臭の9割が口内に原因があり、そのほとんどが虫歯と歯周病ともいわれる。つまり極論すれば口臭を治すことイコール虫歯や歯周病を治すことなのだ。
ドライマウス編
年を重ねるごとに口が渇いていく、さらに口臭や滑舌の悪さが気になる――。そんな症状を、“単なる口の渇き”と侮ってはいけない。なぜなら、これらは唾液の分泌量が減ることで口が乾燥する「ドライマウス」という疾患の典型的な症状だからだ。
第34回
毎日丹念に歯を磨いているにもかかわらず、冷たい飲み物や食べ物が歯にしみて痛い、という経験をしている人は多いのではないだろうか。そのなかでも特に、電動歯ブラシを使っている人は、間違えた磨き方で知覚過敏を招きかねないため注意が必要だ。
第39回
従来のブリッジや入れ歯に比べて半永久的かつ安定的に義歯が使えるインプラントは、歯周病や虫歯などで歯を失った人には高い関心を集めている。しかし、まだ発展途上で、治療を希望する人は、歯科医師の治療技術、安全性、費用対効果などよく調べたほうがよい。
第3回
奥歯を抜かなければならないが、ブリッジやインプラントのような人工物を入れることには抵抗がある――。そんな人の光明となるのが、「親知らずの移植」だ。最近では、CT画像から、あらかじめ自分の親知らずのレプリカを使って行う成功率の高い移植法が登場した。
第37回
30歳以上の日本人の8割が罹患しているといわれている歯周病。歯茎の壊れた組織から体内に入った細菌が心臓病などの血管障害や糖尿病のリスクを高めることが知られている。この意外に手強い病気にビタミンCが効果的なことがわかってきた。
第9回
誰しもが口の中にできたことのある口内炎。しかし、繰り返しでき、完治までに長い時間がかかっていても「たかが口内炎」と侮ってはいけない。実は舌がんの初期症状である可能性も否定できないのだ。
第18回
口腔年齢と歯周病
最近「歯周病」という言葉をよく耳にする。成人の80%が罹患するといわれ、病原菌は心臓疾患や糖尿病とも関連があるらしい。決して侮ってはいけない存在である。