2020.8.20
3000万円あっても老後破綻の恐れ、「60歳から5年間」が明暗を分ける
老後破綻を防ぐために、老後資金の多寡よりも重要なことがある。本稿では老後のお金相談に訪れた3人の事例をご紹介するが、60歳時点で老後資金が3000万円あっても老後破綻に陥るリスクがあるのだ。そうならないために本当に大事なことは、「60歳か…
ファイナンシャルプランナー(CFP)、生活設計塾クルー取締役
ふかた・あきえ/ファイナンシャルプランナー(CFP)、生活設計塾クルー取締役。1967年北海道生まれ。外資系電器メーカー勤務を経て96年にFPに転身。現在は、特定の金融機関に属さない独立系FP会社である「生活設計塾クルー」のメンバーとして、個人向けコンサルティングを行うほか、メディアや講演活動を通じて「買い手寄り」のマネー情報を発信している。20年間で受けた相談は4000件以上。日本経済新聞、日経WOMAN、レタスクラブ等でマネーコラムを連載、ほかに「ダイヤモンド・オンライン」での『老後のお金クライシス!』の連載も好評。
主な著書に『30代で知っておきたいお金の習慣』『投資で失敗したくないと思ったらまず、読む本』『住宅ローンはこうして借りなさい』(いずれもダイヤモンド社)、『共働き夫婦のための「お金の教科書」』、『図解 老後のお金安心読本』、『知識ゼロの私でも!日本一わかりやすい お金の教科書』(いずれも講談社)、他多数。
2020.8.20
老後破綻を防ぐために、老後資金の多寡よりも重要なことがある。本稿では老後のお金相談に訪れた3人の事例をご紹介するが、60歳時点で老後資金が3000万円あっても老後破綻に陥るリスクがあるのだ。そうならないために本当に大事なことは、「60歳か…
2020.8.6
「手取り収入の計算オタク」のファイナンシャルプランナー(FP)である筆者が、老後の手取り収入をアップさせるためのコツを伝授する。今回は、65歳以上でかかる介護保険料を減らす3つのコツを駆使して、年金生活における手取り収入をアップする方…
2020.7.23
失敗には学ぶべきことが多いというのは投資の世界も同じ。特に他人が損をしたという投資失敗例は、その人には悪いが、自分の懐を痛めることなく学びを得られる最高の教科書だ。そこで今回は2つの投資失敗例を取り上げて、そこから得られる教訓を解…
2020.7.9
投資の3原則「長期・分散・低コスト」を踏まえた上で積立投資を始めるなら何を買うのが正解なのか。マネーの専門家の間で答えが分かれる問いではあるが、複数の人の考えに触れられれば失敗を減らす道につながる。「FP(ファイナンシャルプランナー…
2020.6.25
「投資では長期・分散・低コストが大事」だという考え方が個人投資家にも広まりつつある。ただ、その「答え」だけを覚えただけで思考停止に陥ってしまうと、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがある。なぜ「長期・分散・低コスト」が大事なのか、…
2020.5.28
在宅ワーク中に目に付いてしまった同居している義理の両親の細かな無駄遣い。夫も交えて4人で家計の話をしたときに思い出したのが、「妻の浪費を何とかしたい」という50代の男性の声だ。そうした夫がすべきこと、やってはいけないことを、わが家の…
2020.5.14
5月に入り、国や自治体の緊急経済対策の詳細が出そろってきた。そこでファイナンシャルプランナー(FP)として、親しくしているレストランの店主3人と親戚の電器店に支援策を案内をして回ったので、そのときの内容をこの記事で再現する。独自に「お…
2020.4.30
新型コロナウイルスの感染拡大に関連した収入ダウンによって、住宅ローンの返済が難しくなりそうな人もいるだろう。そんなときに「絶対にやってはいけないこと」と「最初にすべきこと」の2点についてお伝えしたい。
2020.4.16
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、今年の夏のボーナスは、大幅ダウンとなる人が多いだろう。支出の多くをボーナスに頼っている家計の場合、6月、7月以降にダメージが出てくる。そこで今回は、「家計の非常事態」を乗り切るため策を紹介しよう…
2020.4.2
パート社員は収入面、雇用面の両方で不安が大きい。それでもいつかはコロナが終息する日がくるはず。特に夫の扶養内で働いているパート妻は、再来年にパートを取り巻く法律の改正が見込まれる。コロナ終息後に備えて、トクするパートの働き方を知っ…
2020.3.19
定年退職の時期は勤務先によりさまざまで、一般に公務員は年度末、民間企業は誕生日月の月末か翌月末、もしくは年度末のケースが多い。コロナショックで世界的に株価が暴落する日が続くと、以前に退職金運用の相談、質問をした人の顔が浮かぶ。
2020.3.5
前回は、確定申告で医療費控除を受ける際に「失敗しないコツ」を紹介した。間違えずにしっかり税金の還付を受けるコツは、他にもまだある。引き続き、「落とし穴」と「注意点」を見てみよう。
2020.2.20
確定申告のシーズンがきた。「医療費控除」は多くの人にとって、なじみのある節税方法である一方、手続き上のことで誤解も多い。今回は医療費控除で損をしないために押さえておきたい「誤解」と「落とし穴」について解説しよう。
2020.2.6
マンション価格の高騰に伴い、「購入と賃貸とどちらがトクですか?」といった質問を受けることが増えている。シミュレーションを依頼されることもたまにあるが、これまで引き受けたことはない。なぜならば、試算条件の設定次第で結果が大きく変わる…
2020.1.23
毎年12月か1月の給与明細と一緒に渡される「源泉徴収票」、みなさんは目を通しているだろうか。FPの視点で見ると、源泉徴収票は「情報の宝庫」で、「使える」書類だ。しかし、ほとんどの人は大事にしまい込み、「読み方」を知っている人は驚くほど…
2020.1.9
今回は、当連載の年初恒例企画「今年の手取り年収」の試算結果をお届けする。手取り年収とは、各種手当込みの額面年収から「所得税・住民税・社会保険料」を差し引いた金額のこと。実は、2002年からの15年の間に手取り年収は50万円も減っている。
2019.12.26
iDeCoは、お金を貯めながら、毎年の所得税・住民税を節税できるお得な制度だ。2020年度の税制改正大綱で、優遇制度はさらに拡充されることになった。今こそ始めたいiDeCoの節税メリットをおさらいしつつ、掛け金、年収別の節税額を早見表で紹介する…
2019.12.12
がんになるとどれほどの治療費がかかると思っているだろうか。数百万円かかるだろうと思っている人は少なくないが、実際には健康保険の「高額療養費制度」による払い戻しがあるため、治療費だけで短期間で数百万円もかかるケースはほとんどない。
2019.11.28
義理の母ががんで入院中だ。私自身も4年前に乳がんを患い、自分や家族のがん告知、治療の経験を経て「知っておくことは財産になる」と痛感している。読者のみなさんの親もいつがんになってもおかしくない。ぜひ「がんの疑似体験」をしていただきた…
2019.11.14
50代の男性から「運用をしたいが、何を買うといいか」と相談を受けることが増えている。勤務先の退職金制度が大きく変更になり、退職金を「自分で運用するように」と確定拠出年金の口座に移管されたため、どうしていいのかわからず相談にみえるのだ…
アクセスランキング
年初に「投資しそびれた人」は一体どれだけ損をしたのか?
「無能すぎる管理職」がよく口にする言葉・ワースト1
【小3が算数オリンピックで解いている問題に挑戦!】同じ大きさのボール2個をつつにいれると高さは14cm。3個だと20cm。では1個なら?
年収が低い会社ランキング2023最新版【平均年齢40代後半・150社完全版】幸楽苑、ワコール、イオン九州は何位?
【整体プロが指南】夜中、目覚めてしまう人はやってみて。朝まで熟睡「3つの習慣」
職場の「働かないおじさん」を辞めさせるたった1つの方法
散歩中にミツバチに襲われ、全身から「2443本のハチの針」を摘出、さらには運悪くワニが現れ、愛犬がさらわれる…「世界一ミツバチに刺された男」の悲惨な結末とは
「無能すぎる管理職」がよく口にする言葉・ワースト1
【整体プロが指南】夜中、目覚めてしまう人はやってみて。朝まで熟睡「3つの習慣」
「ある女優が伊勢海老を食べているシーンを見て、ひと言」で出てきた気持ち悪すぎるコメント・ワースト1
住宅ローンは繰り上げ返済するな!「残高たっぷり」の私が断言するワケ
老後「もっと挑戦すればよかった」と後悔する人の共通点
「コミュ力が低い子」の親が無意識で繰り返している“NG習慣”とは?
【マンガ】「1ドル360円の時代に比べたら十分に円高」→こんな円安擁護論が“的外れ”なワケ
天下りの警察OBに「退職金10億円」払った団体の名前…世間が呆れ返った警察利権の実態とは?
職場の「働かないおじさん」を辞めさせるたった1つの方法
「ドラレコ作動中」「ただいま録画中」ステッカーを貼ったクルマが嫌われるワケ
【スクープ】農林中金が7800億円の最終赤字見通しで、農協などに増資に向けた協力を要請!5年間は無配の見込み
穴場すぎる…上野の「子ども図書館」むしろ大人にこそオススメなワケ
オードリー春日の英語がたった1年で驚くほど上達…秘密は「チャンク」にあった!