興味深いのは、文化、芸術分野のかるたと合唱コンクールである。かるたは、競技かるたに情熱を注ぐ少女が主人公の映画「ちはやふる」の影響で、競技人口が10年前の約3倍に急増。毎年夏、近江神宮など大津市内で全国高等学校かるた選手権大会が開催されており、第38回の2016年は、団体戦で300校、個人戦では1500人が参加した。

 優勝回数ランキングでは、トップ5のうち、4校が静岡県勢となっている。「ちはやふる」主人公の千早ばりに、かるたに青春を懸けたい生徒にとって、静岡は腕を磨ける環境といえそうだ。

 合唱コンクールでは、安積黎明高校が男女共学化する前の安積女子高校時代も含め金賞受賞回数は36回で、2位を圧倒している。

 紙幅の都合で8位以下を割愛したが、10位以内の19校のうち、岩手、山形、宮城県の東北勢が6校ランクインしている。高校生活を合唱に懸けるならば、東北に要注目だ。