志望者増が見込まれる学校の特徴

 9月模試で1割以上志望者を増やすなど人気上昇傾向にある学校の、2月1日もしくは最初に実施される入試に関して、四谷大塚の合不合結果80偏差値(2021)をそれぞれカッコ内に示してみよう。今回は四模試合計の志望者数の伸びが大きい入試について、その志望者数は考慮せず、伸び率の大きい順に見ることで、どのくらいの難度の学校に勢いがあるかを感じていただきたい。

 まずは男子受験生から。1日では、3倍強になった広尾学園小石川(49)、2倍弱増の日本大学第一(37)、6割前後増の三田国際学園(54)、開智日本橋学園(51)、文教大学付属(37)、5割増の聖学院(36)、4割半増のドルトン東京学園(45)と東洋大学京北(46)、4割強増の国学院大学久我山(50)、3割半増の日本大学第三(38)、3割強増の日本大学豊山(45)、1日午後では2倍半強増の広尾学園小石川(51)、5割弱増の獨協(48)、4割半増の開智日本橋(57)と宝仙学園共学部理数インター(45)、4割強増の順天(48)、東京成徳大学(36)、目黒日本大学(46)、3割半増の関東学院(48)と淑徳(54)、2日では2割半増の暁星(54)が挙げられる。

 次いで女子受験生。1日では、3倍強増えた女子聖学院(40)、2倍半強増の広尾学園小石川(52)、2倍増の青稜(51)、8割増の三田国際(55)、6割強増の芝浦工業大学附属(55)、5割増のかえつ有明(45)と跡見学園(40)、駒込(38)、4割半増の開智日本橋学園(53)、4割弱増の山脇学園(47)、3割半増の昭和女子大学附属昭和(45)が挙げられる。

 1日午後は人気化している入試が多く、3倍半増の麴町学園女子(なし)、2倍半強増の品川翔英(42)、2倍半弱増の広尾学園小石川(52)、2倍弱増の湘南白百合学園(57)、7割増の中村(37)、6割半前後増の宝仙学園(45)と昭和女子大学附属昭和(47)、6割弱増の文教大付属(40)と開智日本橋(59)、5割弱増のカリタス女子(46)、3割半増の多摩大学附属聖ヶ丘(38)と神奈川大学附属(60)などが挙げられる。

 夏休みを経て10月ともなると、第一志望である本命校の合格可能性を確かめながらも、併願先の具体的な検討に入る。緊急事態宣言が解除されたとはいえ、文化祭の一般公開や対面での学校説明会を実施しない学校は多く、20年秋同様、受験生と保護者が学校の生の姿に直接触れる機会はこれから先も多くないだろう。