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小宮一慶の週末経営塾

「一流の上司」「一流の経営者」はここが違う

小宮一慶
【第47回】 2016年9月10日
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「一流」になるために何をするか?

 「一人前」はまだ「二流」。「一流」とは違います。一人前はゴールではなく、「一流」を目指すためのスタート地点です。一流を目指す一人前の社員は何をすればいいのでしょうか。

 やるべきことは、とにかくどんなことにも「一歩踏み込む」ことです。

小宮一慶
小宮コンサルタンツ代表

 たとえば、経営者やリーダーになるべき人が朝から新聞を読んでいないなど論外ですが、自分に関係ない記事でも大きな記事には必ず目を通し、お客さまも含めていろいろな人に会う場合でも一歩踏み込んで相手の気持ちを察することです。とにかく、必死に取り組みことです。

 新聞の読み方については、この連載でもすでに何回かお話ししました。

 新聞を読むコツの第一は、1面のトップ記事から順に、大きな記事はリード文だけでもいいので読んでいくこと。自分の関心のある記事を読むのではなく、1面のトップ記事から大きな記事は読む。新聞は、社会にとって重要な出来事順に、誌面が構成されているからです。1面のトップ記事から順に読むことは、「世間の関心に自分の関心を合わせる」訓練になります。

 また、いろいろな人に会うことは大切ですが、その場合にも、一歩踏み込んで相手が「何を望んでいるのか」を、相手に寄り添い言葉の端々から読み取る訓練をすることが重要です。

 そして最も大切なことは、仕事で成果を出すこと。いつも同じレベルの仕事をしていたのでは、その仕事を一人前にこなすことはできても一流にはなれません。与えられた仕事に一歩踏み込んでいる人しか、上司から新しい仕事や難しい仕事を命じらませんし、評価もされません。

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小宮一慶

京都大学法学部卒業。米国ダートマス大学タック経営大学院留学(MBA)、東京銀行、岡本アソシエイツ、日本福祉サービス (現、セントケア)を経て独立し現職。名古屋大学客員教授(平成26年度後期)。企業規模、業種を超えた「経営の原理原則」を元に、幅広く経営コンサルティング活動を行う一方、年100回以上講演を行う。『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』(ディスカヴァー21)など著書は100冊を超え、現在も経済紙等に連載を抱える。


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経営課題を抱えて日々悩む経営者に向けて、数々の企業経営者に伴走してきた経営コンサルタントの小宮一慶氏が課題解決の「ヒント」を提供。どんな業種にも通じる経営の原理原則をおさえながら、経営者はどうあるべきか、実際の経営現場で何を実行すべきか、を語る。

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