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円高一服で日本株は上昇へ
輸出関連と金融がリード役

門司 総一郎
2010年12月13日
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 10月まで低迷を続けていた日本株は、11月に入って急上昇した。来年にかけて上昇持続と見ているが、その見通しについて述べる。

 まず、ここまでの日本株低迷の主因だった円高と増資だが、これが引き続き悪材料なら日本株上昇は見込めない。しかし、そうはならないとの見通しだ。

 4月以降円は対ドルで一貫して上昇、一時は80円割れ必至と見られた。米景気の先行き不透明感に伴って米金利が低下、日米金利差が縮小したことが円高の原因だ。

 しかし、足元の米経済指標は予想を上回るものが多く、クリスマス商戦も出足好調が伝えられている。11月に入って米金利が上昇して日米金利差は拡大、円は対ドルで反落した。来年にかけて米景気の回復基調が鮮明になり、円安が進んで株価が押し上げられるというのがわれわれの見通しだ。

 増資は今後も株価の頭を抑える可能性があるが、市場全体への影響は小さくなるとの見方だ。10月に東京電力や相鉄ホールディングスが増資を発表したときは、当該企業だけでなく同一業種の銘柄がいっせいに売られた。「あそこがやるならほかもやるだろう」との観測が広まったためだが、過剰反応であり、「増資アレルギー」とでもいうべき状況だったと考えている。

 これに対して11月初めにりそなホールディングスの増資報道があったとき、りそなの株価は急落したものの、他の銀行にはほとんど影響が見られなかったが、市場参加者が冷静さを取り戻した証しと見ている。今後も、大型増資があった場合の影響は当該企業のみにとどまり、市場全体への影響は限定的との見方だ。

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