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「AKB48大人気」から来年のトレンドを分析!
2011年ヒットキーワード大予測

岩崎剛幸 [船井総合研究所 上席コンサルタント]
【第48回】 2010年12月13日
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 2010年はみなさんにとってどのような1年でしたか。「大激変の年」だったのではないでしょうか。

 デフレの長期化で企業経営は非常に厳しい状況が続いていますが、一方で今年1年間は世の中に新しい胎動が見られ、次の一歩につながるような流れも現れはじめています。

 私自身、今年はたくさんのメディアから取材を受けました。1つ1つは関連性がないテーマですが、それらを俯瞰してみると、次のビジネストレンドがいくつか見えてきました。

 来年は何が売れるキーワードになるのか。新たに着目すべき市場や商品特性とは何か、今年の流れからをまとめたいと思います。

さまざまな「変化の胎動」を感じる
2010年のトレンドキーワード

 2010年のトレンドキーワードをまとめると、以下の8つのテーマを挙げることができます。

1.地方発(離島・B級グルメ、街づくり、県産品、町おこし、商店街活性化)
2.流通業の変化(百貨店業界の巻き返し戦略、GMSの新しい取り組み、SPA業界、ファストファションブランドの隆盛)
3.価格競争(激安戦争、激安業態、低価格飲食店の隆盛、新しいリサイクルショップ)
4.ライフスタイルの変化・価値観の変化(子ども、高齢者、おひとり様など)
5.新業態開発(会員制ディスカウントストア、買い物弱者向けスーパー)
6.異業種参入(一般企業による農業ビジネス参入)
7.街・立地の地殻変動(銀座、新宿、原宿の変化、ネットへのシフト)
8.アジア進出・外国人観光客の取り込み(銀座詣で)

 今年1年だけでも、さまざまな「変化の胎動」が感じられるテーマかと思います。もちろん今年になってはじめて登場したものばかりではなく、これらはすべて以前から変化の兆しが現れていたものが大きなうねりになり、トレンドとして形成されたのです。

 私はこれを軸にして、「2010年ビジネストレンド番付」というものを作ってみました。

 番付で有名なものには日経MJの「ヒット商品番付」がありますが、ヒット商品に限定していることもあるため、ここでは商品以外の「ビジネスの潮流」や「トレンド全体」に幅を広げて、「2011年の時流を読むための番付」を考えてみました。

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岩崎剛幸 [船井総合研究所 上席コンサルタント]

平成3年、株式会社船井総合研究所入社。現在、同社、上席コンサルタント。「戦略は思いに従う」を信条にファッションを専門分野として、現在では百貨店、アパレルメーカー、SPA専門店を中心としたアパレル、流通小売業のコンサルティングに従事している。現場支援と通算2,000回を超える講演活動により、情熱に満ち溢れた企業づくりにまい進している。テレビ出演、雑誌、新聞などへの執筆も数多く、コメンテーターとしての活動にも注目が集まっている。この数年のコンサルティングテーマは「永続するための企業ブランド戦略づくり」。社員が誇れる会社を作るためのコンサルティングに全力を注いでいる。
最新著の『超繁盛店のツボとコツがゼッタイにわかる本』や『コンサルタントの「お仕事」と「正体」がよーくわかる本ー本当のところどうなの? 本音がわかる! 仕事がわかる!』(共に秀和システム)などがある。

【関連サイト】「丸の内ではたらく情熱コンサルタントのブログ」


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