ある女性は、何度目かのデートの時に、お相手の男性に「キスしてもいいよ」と自分から言ったそうだ。すると、その男性は、グググッと思い切り体も、そして心も引いてしまったのだという。

 その話を聞いて、その男性はだめだね、と話していたら、早々に向こうからお断りのご連絡があったのだった。

 どちらかが肉食でもこうなのだから、お互い草食だと結婚まで行きつかないものである。自分で自分を変えていかなければいけないのだ。

「女性との生活」を経験した
離婚歴のある男は高評価

 一方、経験値は高いが現在は結婚していない男、つまり離婚歴のある男は、女性からは敬遠されるかもしれない。しかし、自立しているという点と、「女性との生活」というものをよく知っているという点で、私から高評価なのも、この「バツつき男」なのだ。

 まず、生活にかかるお金の感覚がわかっている。1回や2回は妻と買い物にいったことはあるからだ。たとえば家庭で日用品をそろえるだけでも、月5000円、1万円という単位でかかってくることを肌感でわかっているわけだ。

 さらに、お料理教室に通う男性というのもよい。男性は外食に偏りがちだし、1食1000円ということもざらだ。だが、家で作るだけでも生活力が変わる。例えば、1週間分の作り置き料理を作ることができる婚活中の男性というのは、結婚歴がある人が多い。妻に料理を教わることもあるし、バランスが良い食事をとれることが分かっている。

 同様に、お金がなくても、生活という点での経験値が高い男性はいる。

 こんな男性がいた。婚活をしていたのだが、その途中でMBA取得を志し、34歳にして平均以上の年収を得ていた企業を退職することになった。そんな経緯があったため、結婚相手にはMBA取得について理解してくれる女性を探すことにしたのだった。

 MBA取得となると、3年間は仕事をすることが難しくなる。そのため、女性にはしっかりとした職のある人が望ましいわけだが、そんな女性を支えられるほど、彼の家事能力は非常に高かった。