彼は独身のうちにスキルアップしたかったため、お金を貯めなくてはならず、家事を真面目に行って、丁寧な生活をしていたからだ。

 基本的に自炊。トマトソースを作れば、ミートソースパスタにラザニアなど。それだけで1週間分のメニューが組める。煮物もうまく、作り置きおかずで弁当を持参するほどだ。

 そもそも、「独身の間にお金を貯めなくてはいけない」と現実的な考えを持っていたし、MBAを修了すればまた良い仕事に就けるはずだ。そうして彼は理解ある看護師と結婚した。

男性の人生経験値は
部屋を見ればわかる

 男性の経験値というのは、決して年齢や年収、肩書からだけではわからないものなのである。

 もし、女性が男性の経験値を判断するとすれば、一つ判断材料がある。家の中だ。

 経験値の高い男は(もちろん自分でやっていることが前提だが)部屋が片付いているし、掃除回数も多い。MBAの彼は毎日朝から掃除機をかけていた。結婚前に男性の家が見られるのならば見ておくとよいだろう。

 共働きが当たり前となりつつある時代であり、これからの女性にとっては結婚相手の条件として「家事ができる男」というのはマストだろう。

 もし男性側の立場から、自分が経験値に対して自信がないのなら、“夫婦のひとりシミュレーション”をやってみるといい。つまり、一人で「結婚している」前提で家事をやってみるのだ。

 もしいま家事がまったくできないなら、バルコニーでガーデニングし、スパイスを栽培してみるところから始めてみるのはどうだろう。それだけでも、生活は変化してくると私は考える。それに、ぐっとアピールポイントになるはずだ。

 私のところに来る男性の中には、親と同居で、下着すらお母さんに買ってきてもらっている人もいる。あなたのパンツ、誰が買っていますか? 心当たりのある人は、いますぐ自分を変えましょう!