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日本人は肥満に弱い民族!? BMI25以上の肥満症

監修 吉田俊秀(京都市立病院糖尿病代謝内科部長、京都府立医科大学臨床教授)

井手ゆきえ [医学ライター],-週刊ダイヤモンド編集部-
【第26回】

40~60代の日本人男性の3人に1人がBMI25以上の肥満。うち半数が健康障害を伴う「肥満症」です。はたして自分はダイエットの必要があるのか? まずはBMIを計算してみましょう。体重と身長さえわかれば計算法は簡単です。

 お腹回りが気になる経理部長、Wさん(49歳)にとって秋の健診時期は憂うつな季節。昨年も血糖値が引っかかり、ダイエットを厳命されたのだが──。

 特定健診・特定保健指導、通称メタボ健診の義務化以来、中高年男性のあいだでもダイエットがブームだ。厚生労働省の統計では、40~60代の日本人男性の3人に1人がBMI(体格指数)25以上の肥満。うち半数が肥満を原因とする健康障害を伴う「肥満症」だ。

 日本人を含め、そもそもモンゴロイドは他人種より肥満に弱い。というのは、内臓脂肪をため込む「倹約遺伝子」を他人種より2~4倍、高頻度に持つからだ。内臓脂肪からは身体の代謝機能に影響するさまざまなホルモンが分泌されるため、糖尿病や動脈硬化の進行が加速する。

 たとえば、欧米人は肥満から糖尿病を発症するまで20~30年の猶予期間があるが、日本人はその半分の10~15年で糖尿病になってしまう。飢餓時代を生き延びた倹約遺伝子が飽食の現代では仇となるわけだ。病的な肥満は早めに解消しておくに限る。

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井手ゆきえ [医学ライター]

医学ライター。NPO法人日本医学ジャーナリスト協会正会員。証券、IT関連の業界紙編集記者を経て、なぜか医学、生命科学分野に魅せられ、ここを安住の地と定める。ナラティブ(物語)とサイエンスの融合をこころざし、2006年よりフリーランス。一般向けにネット媒体、週刊/月刊誌、そのほか医療者向け媒体にて執筆中。生命体の秩序だった静謐さにくらべ人間は埒もないと嘆息しつつ、ひまさえあれば、医学雑誌と時代小説に読み耽っている。

 

週刊ダイヤモンド編集部


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