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医療ジャーナリスト 木原洋美「夫が知らない 妻のココロとカラダの悩み」

妻のアソコに不安な痛みと残尿感、原因は夜の生活?

木原洋美 [医療ジャーナリスト]
【第13回】 2016年11月25日
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たぶん膀胱炎
でもなんか違う

(痛ーい。またなっちゃったかなぁ)

 排尿の終わり頃に感じた、尿道の先が焼けるような痛みには馴染みがあった。

 たぶん膀胱炎。

 新婚時代にかかってから、これで何回目になるだろう。

 便座から立ち上がった直後から襲ってくる切ない尿意に、太ももをもじもじさせながら亜矢さん(仮名・50歳)は考えた。

 ただ今回は、いつもとちょっと違っているような気がする。

 症状が軽めで、ぎりぎり我慢できるところで長引いているのだ。

 なにせ残尿感やひりつくような痛みが始まったのは2週間も前だった。

 それも、夫の直太郎さん(仮名・55歳)と夫婦の営みを終えた後から始まっていた。

 その夜は快感がまったくなく、夫が果てるのをじっと待つという、つらい時間を過ごした。

 生理の間隔が開くようになったこともあり、(もう妊娠はしないだろう)とコンドームは使わない。

 行為の後トイレに経つと、膣の中から夫の体液に混じり、出血があった。

(濡れなかったから、擦り切れたのかな。どうりで痛かったはずだわ)

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木原洋美 [医療ジャーナリスト]

きはら・ひろみ/宮城県石巻市の漁村で生まれ、岩手県の山村で幼少期を過ごし、宮城県の穀倉地帯で少女時代を送る。明治学院大学在学中にコピーライターとして働き始め、20代後半で独立してフリーランスに。西武セゾングループ、松坂屋、東京電力、全労済、エーザイ等々、ファッション、流通、環境保全から医療まで、幅広い分野のPRに関わる。2000年以降は軸足を医療分野にシフト。「常に問題意識と当事者感覚を大切に取材し、よ~く咀嚼した自分の言葉で伝え、現場と患者の架け橋になる」をモットーに、「ドクターズガイド」(時事通信社)「週刊現代 日本が誇るトップドクターが明かす(シリーズ)」(講談社)「ダイヤモンドQ」(ダイヤモンド社)「JQR Medical」(インテグラル)等で、企画・取材・執筆を深く、楽しく手掛けてきた。2012年、あたらす株式会社設立(代表取締役)。2014年、一般社団法人 森のマルシェ設立(代表理事)。森のマルシェでは、「木を遣うことが森を守ります」の理念を掲げ、国産材の樽で仕込む日本ワインやバルサミコ酢の開発等、国産材の需要を開拓する事業に取り組んでいる。


医療ジャーナリスト 木原洋美「夫が知らない 妻のココロとカラダの悩み」

長年連れ添った妻やパートナーが突然キレる要因は何か。なぜ、いつも不機嫌なのか。女性特有のカラダの不調や悩みに起因することが多い。しばしば男女間、夫婦間に深いミゾを生じさせる女性特有の病気・体の不調について、実際の具体例を挙げて解説する。

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