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老後のお金クライシス! 深田晶恵

自営・フリー向き「究極の老後資金作り」商品とは

深田晶恵
【第51回】 2016年11月30日
著者・コラム紹介バックナンバー
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話題の「個人型DC」よりも
「小規模企業共済」がお勧め!

 世の中の大多数は会社員か公務員なので、ダイヤモンド・オンラインでは自営業者向けのマネープランはとてもマイナーなネタ。しかも、多くの自営業者の最大の関心事は売り上げを伸ばすことで、定年がないこともあり、老後資金作りには興味を示さない人が多い。

 こうした理由からこれまで本コラムで「自営業者ネタ」を取り上げたことはなかった。しかし、最近「今年中に書いておかなくては!」と思うようなことがあったので、今回は自営業・フリーランス向けの老後資金作りのプランを紹介する。

 このところ、雑誌の取材で私のもとを訪れるフリーのライターさんから「深田さん、来年から個人型DC(個人型確定拠出年金)でお金を貯めようと思っているんですよ」と言われることが増えた。

 来年1月から個人型CDの対象者が拡充されることが決まり、何かと話題になっているので「やってみたい」と思ったようだ。実は、国民年金加入の自営業者は、制度ができた当初から個人型の対象。話題になってはじめて存在を知ることになったのだろう。

 個人型DCをはじめる意欲満々の人に「フリーの人なら小規模企業共済のほうがお勧めだけど、そっちはもうやっている?」と尋ねてみると、「何ですか、それ。はじめて聞きました」と言う。

 自営業者・フリーランスは、年金が少なく退職金もないので「自分で作る老後資金」の制度が設けられている。意外に感じるかもしれないが、「国民年金基金」「個人型確定拠出年金」「小規模企業共済」と3つもあるのだ。

 国民年金基金は予定利率の低下などにより、魅力がほとんどなくなったので、これから新規加入することは選択肢から外している。私のお勧めプランは、まず「小規模企業共済」からスタートして、お金に余裕があるなら2つめとして「個人型DC」をするというもの。制度の概要とともにお勧め理由を見てみよう。

魅力は受取時の制限の少なさと
外枠の手数料がかからないこと

 小規模企業共済は、個人事業主(フリーランス)や小規模(従業員が20人以下、商業・サービス業は5人以下)な会社の経営者や役員の退職金作りのために国が作った制度。昭和40年代から存在する歴史ある共済制度なのだが、自営業者でも知らない人は多い。

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深田晶恵 

ファイナンシャルプランナー(CFP)、(株)生活設計塾クルー取締役。

1967年北海道生まれ。外資系電器メーカー勤務を経て96年にFPに転身。現在は、特定の金融機関に属さない独立系FP会社である「生活設計塾クルー」のメンバーとして、個人向けコンサルティングを行うほか、メディアや講演活動を通じて「買い手寄り」のマネー情報を発信している。20年間で受けた相談は4000件以上。日本経済新聞、日経WOMAN、レタスクラブ等でマネーコラムを連載、ほかにダイヤモンド・オンラインでの『40代から備えたい 老後のお金クライシス!』のネット連載も 好評。

主な著書に『30代で知っておきたいお金の習慣』、『投資で失敗したくないと思ったら、まず読む本』『住宅ローンはこうして借りなさい 改訂5版』(共にダイヤモンド社)、『共働き夫婦のための「お金の教科書」』、『図解 老後のお金安心読本』(共に講談社)他多数。
1967年北海道生まれ。外資系電器メーカー勤務を経て96年にFPに転身。現在は、特定の金融機関に属さない独立系FP会社である「生活設計塾クルー」のメンバーとして、個人向けコンサルティングを行うほか、メディアや講演活動を通じて「買い手寄り」のマネー情報を発信している。18年間で受けた相談は3500件以上。日本経済新聞、日経WOMAN、ダイヤモンド・オンライン等でマネーコラムを連載中。
主な著書に『30代で知っておきたいお金の習慣』『投資で失敗したくないと思ったらまず、読む本』、『住宅ローンはこうして借りなさい 改訂5版』(共にダイヤモンド社)(共にダイヤモンド社)、『共働き夫婦のための「お金の教科書」』『図解 老後のお金安心読本』(共に講談社)他多数。


老後のお金クライシス! 深田晶恵

「年金崩壊」「定年後破産」などの恐ろしい言葉が飛び交う少子高齢化の現代ニッポン。老後の生活を支えるお金について熟知しておくことは、もはや誰にとっても待ったなしだ。30代でも早すぎない、40代なら今まさに備えを始めたい、老後資金のあれこれを人気FPがわかりやすく指南する。

「老後のお金クライシス! 深田晶恵」

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