「神様・人・モノが味方になる習慣」とは?享年62歳で亡くなられた小林正観さんが、40年間の研究でいちばん伝えたかった「ベスト・メッセージ」とは?「人間関係」・「仕事」・「お金」・「病気」・「子ども」・「運」・「イライラ」・「男女」など、あらゆる悩みが解決するヒントがあります

50年続けていたら、大邸宅に住めるほど、
お金に困らなくなっていた習慣

 こういう「おもしろいお話」があります。

 神戸に何千坪という大邸宅を構えている方がいらっしゃいます。

 この方は、50年間、「同じこと」をやり続けたそうです。

 それは、特別なことではありません。

 自分のうちに来た「1万円札」「5千円札」「千円札」に対して、

「今度帰ってくるときは、仲間をたくさん連れて帰ってくるんだよ」と言い聞かせること

だそうです。

 すると、本当に、「お金の仲間をたくさん連れて帰ってきた」そうです。

 その方は、「お金そのものに罪はないのに、お金を嫌っている人が多い気がします」とおっしゃっていました。

 日本は、お金に関する教育が乏しいですし、テレビでは「脱税」や「詐欺」といったお金にまつわるニュースがたくさん流れていますから、「お金は汚いもの」「お金を稼ぐ人は卑(いや)しい人」というイメージが強くなっているのかもしれません。

ですが、集め方が汚いとか、使い方が汚いことはあっても、お金そのものが「汚い」わけではありません。

「自分の身を律して、お金の使い方や集め方を美しくするのはいいけれど、お金そのものを毛嫌いしたり、汚いものと考える必要はない」というのが、この方の意見です。

 この方は、親しみと愛情を込めて、

「いい仲間を連れてくるんだよ~!たくさん仲間を連れて帰ってくるんだよ~!」

とお札に声をかけているそうです。

この声かけを50年続けていたら、なんと、大邸宅に住めるほど、お金に困らなくなっていたそうです。