このマーク一つで受ける情報量がだいぶ変わったこと、おわかりいただけましたか?省略してしまうと誤解を生むもとです。

 メールなどで発する言葉は、受け取る側が誤解を持たないように、なるべく丁寧に情報が伝わるようにすることがここでのポイント!でも、説明しすぎるのも×。ハショリすぎるのも×。

 相手が絶対にプラスに受け止めてくれる場合なら構わないのです。でも私がメールのアドバイスをするようになってからわかったことは、8~9割の人が受け取ったテキストに対して自分が批判されてるかも」と、とらえがちなことです。

 たとえば、メールで「約束の時間に間に合う?」という短い言葉が投げかけられたとします。

なんと十中八九、
「あなたのことが心配だよ」(優しさ)
ではなく、
「遅刻?ちゃんと来るの?」(疑惑)
と受け止めてしまいます。

対面で話していたら起こらない行き違いが、テキストでは起こってしまうと肝に銘じてください。だから、感情のスタンプや絵文字、マークを足して、思いが伝わるようにひと工夫が必要です。相手が解釈するときに迷わせないようにする、それがメール上手への一歩です。