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老後のお金クライシス! 深田晶恵

あなたの「手取り年収」、2017年はこうなる!

深田晶恵
【第54回】 2017年1月11日
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 横ばいの年があったとしても、増えている年は一度もなく、見事に右肩下がりとなっている。2003年に社会保険料の総報酬制が導入されたことにより、ボーナスからも同じ料率で社会保険料が引かれるようになった。当時「ほとんどのサラリーマンの手取りが減るな」と思い、手取り収入を毎年試算して推移を見ていこうと決め、恒例行事とした。

 その後も「配偶者特別控除の一部廃止」や「子どもの扶養控除の廃止と縮小」などが実施され、そのたびに手取り額は大きく減少している。

 額面年収700万円を例にとると、制度改正がなかった2002年の手取りは約587万円、2017年は約537万円。「使えるお金」は、15年間でなんと50万円も減っているのである。国の財政状況と少子高齢化を考えると、今後も増税や社会保険料の負担増は避けられない。額面年収だけ知っていても現実的なマネープランは立てられないと肝に銘じておこう。

手取り年収計算は2分でできる!

 折しも今月は職場を通じて源泉徴収票を受け取る時期。これを機会に昨年の手取り年収を計算しよう。源泉徴収票は、勤務先があなたの給料から天引き(源泉徴収)した1年分(1~12月)の所得税を、税務署に知らせるための書類である。企業と税務署のやりとりの書類なので、言葉などがわかりにくい。

 さらに今年からはマイナンバーの導入により紙のサイズが2倍になり、記載情報も増えているが、みなさんが知っておくポイントは変わらないのでご安心を。手取り額を計算するには、次の3つの金額だけ拾えばいいのである。

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深田晶恵 

ファイナンシャルプランナー(CFP)、(株)生活設計塾クルー取締役。

1967年北海道生まれ。外資系電器メーカー勤務を経て96年にFPに転身。現在は、特定の金融機関に属さない独立系FP会社である「生活設計塾クルー」のメンバーとして、個人向けコンサルティングを行うほか、メディアや講演活動を通じて「買い手寄り」のマネー情報を発信している。20年間で受けた相談は4000件以上。日本経済新聞、日経WOMAN、レタスクラブ等でマネーコラムを連載、ほかにダイヤモンド・オンラインでの『40代から備えたい 老後のお金クライシス!』のネット連載も 好評。

主な著書に『30代で知っておきたいお金の習慣』、『投資で失敗したくないと思ったら、まず読む本』『住宅ローンはこうして借りなさい 改訂5版』(共にダイヤモンド社)、『共働き夫婦のための「お金の教科書」』、『図解 老後のお金安心読本』(共に講談社)他多数。
1967年北海道生まれ。外資系電器メーカー勤務を経て96年にFPに転身。現在は、特定の金融機関に属さない独立系FP会社である「生活設計塾クルー」のメンバーとして、個人向けコンサルティングを行うほか、メディアや講演活動を通じて「買い手寄り」のマネー情報を発信している。18年間で受けた相談は3500件以上。日本経済新聞、日経WOMAN、ダイヤモンド・オンライン等でマネーコラムを連載中。
主な著書に『30代で知っておきたいお金の習慣』『投資で失敗したくないと思ったらまず、読む本』、『住宅ローンはこうして借りなさい 改訂5版』(共にダイヤモンド社)(共にダイヤモンド社)、『共働き夫婦のための「お金の教科書」』『図解 老後のお金安心読本』(共に講談社)他多数。


老後のお金クライシス! 深田晶恵

「年金崩壊」「定年後破産」などの恐ろしい言葉が飛び交う少子高齢化の現代ニッポン。老後の生活を支えるお金について熟知しておくことは、もはや誰にとっても待ったなしだ。30代でも早すぎない、40代なら今まさに備えを始めたい、老後資金のあれこれを人気FPがわかりやすく指南する。

「老後のお金クライシス! 深田晶恵」

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