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地震などの危機的状況に遭遇したとき、
管理職に求められる態度と行動

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
2011年3月24日
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 東日本大震災は、地震・津波・原発被害と災害の連鎖が重なり、未曽有の危機的状況を生み出しました。

 私は阪神・淡路大震災の際に、支援で現地入りした経験があります。大阪から船で新神戸に着いて、被災した建物の凄絶さに言葉を失ったことを強く記憶しています。

 今回の災害はその阪神・淡路大震災を遥かに超える激甚災害となりました。被災された皆様に深くお見舞い申し上げます。また、東北地方の復旧・復興を心から願っております。

業務時間中を襲った大震災
帰社と連絡手段を失ったビジネスパーソンたち

 今回の地震が発生したのは午後3時前。ビジネスパーソンの大半は業務中にマグニチュード(M)9.0が引き起こした大きな揺れと遭遇したはず。

 私は都内でお客様と打ち合あわせ中でした。お客様のオフィスは6階。当初はすぐに収まるものと、気にせずに打ち合わせを続行。ところが次第に揺れが激しくなっていきました。

 「うねる様な激しさ。すごい地震。どうしましょうか?」

 お客様に打ち合わせを中止すべきか打診しつつ、窓の外の景色を見て唖然。街の信号や停車中の車までガタガタと動き、ビルから危険を感じて飛び出してくる群衆。大災害の起きた都会の光景を、始めて目の当たりにしました。

 この危機的な状況に遭遇して頭に浮かんだことは大きく以下の3つです。

①都内は地震で大きなダメージを受けた
②インフラが止まっている可能性が高い
③二次災害の可能性が高い

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高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
株式会社セレブレインホームページ
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