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スピード経理で会社が儲かる
【第15回】 2017年2月13日
著者・コラム紹介バックナンバー
前田康二郎

経理社員に求められる”100点満点の仕事”とは?

経理という仕事は、ミスが許されないものです。

しかし、仕事を細かく分けると、「98点でも別によいとき」と「絶対に100点でなければならないとき」があります。それはどんなときでしょうか?

経理のプロフェッショナルであり、最新刊『スピード経理で会社が儲かる』の著者、前田氏がその詳細を語ります。

必ず100点が求められるときとは?

 経理は、会社の大切な数字を扱う部署です。ミスは許されません。

前田康二郎(まえだこうじろう)
1973年生まれ。学習院大学経済学部卒。
レコード会社など数社の民間企業で経理・総務業務を行い、大手PR会社では経理部長としてIPOを達成。その後中国へ赴任し、現地社員への管理業務の指導等を経て独立。
独立後は、黒字会社を中心に経理業務の受託を行っていたが、携わる会社がことごとく急成長を遂げる。その理由を観察・分析し、「黒字会社・黒字社員の習慣」をまとめる。そしてそのメソッドを、赤字で苦しむ製造業の会社で実践。経理部長代行として、毎月10営業日訪問し、経理を通した組織改善を進める。
結果、わずか1年で5000万円の営業赤字が5000万円の営業黒字に反転し、1億円の利益改善に成功。その後も2期連続で黒字を達成し会社を軌道に乗せ、金融機関の与信ランクも回復させた。
現在は「フリーランスの経理」として、製造業やサービス業など幅広い業種を対象に、3~7社の業務を常時並行して行っている。黒字会社のさらなる黒字化のアドバイスに加え、赤字体質の会社への社員指導、利益を生む組織改善の提案にも定評がある。

 しかし社内で完結する仕事に関しては、仮に98 点、99 点の仕事でも、同僚や上司が間違いを指摘して100 点に修正もできます。

 ところが、これがオフィシャルな場所に提出されるものになると話が大きく違ってきます。

取引先、銀行、投資家といった社外に公表する数字は、最初から100 点満点でなければ認められません。

 もし提出したものの中に1つでもミスがあると、他の資料にも同じようなことがあるのではないかと疑われます。

「ありません」と口頭で答えても、信用してもらえません。

 結局、「すべての計算根拠の資料も一緒に出してください」と言われ、何倍もの資料を追加で作成しなければならなくなります。

 すると仕事が増え、肉体的にも精神的にも疲れてしまい、仕事の生産性もさらに落ちるという悪いスパイラルに陥ってしまいます。

 いくら優秀な人でも、間違いはあります。また、「自分の作った資料のミス」を見つけることは難しいものです。

 だからこそ、社内のダブルチェック体制や、ダブルチェックできるレベルの人の有無、仕事の下準備が重要になってくるのです。

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前田康二郎(まえだ・こうじろう)

1973年生まれ。学習院大学経済学部卒。
レコード会社など数社の民間企業で経理・総務業務を行い、大手PR会社では経理部長としてIPOを達成。
その後中国へ赴任し、現地社員への管理業務の指導等を経て独立。独立後は、黒字会社を中心に経理業務の受託を行っていたが、携わる会社がことごとく急成長を遂げる。その理由を観察・分析し、「黒字会社・黒字社員の習慣」をまとめる。
そしてそのメソッドを、赤字で苦しむ製造業の会社で実践。経理部長代行として、毎月10営業日訪問し、経理を通した組織改善を進める。結果、わずか1年で5000万円の営業赤字が5000万円の営業黒字に反転し、1億円の利益改善に成功。その後も2期連続で黒字を達成し会社を軌道に乗せ、金融機関の与信ランクも回復させた。
現在は「フリーランスの経理」として、製造業やサービス業など幅広い業種を対象に、3~7社の業務を常時並行して行っている。黒字会社のさらなる黒字化のアドバイスに加え、赤字体質の会社への社員指導、利益を生む組織改善の提案にも定評がある。
著書に『スーパー経理部長が実践する50の習慣』『職場がヤバい! 不正に走る普通の人たち』(以上、日本経済新聞出版社)、『1%の人は実践しているムダな仕事をなくす数字をよむ技術』(クロスメディア・パブリッシング)などがある。
 


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