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カイゼン!思考力

その例えは適切?――不適切な比喩

嶋田 毅 [グロービス 出版局長兼編集長、GLOBIS.JP編集顧問]
【第43回】 2011年4月8日
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陥りがちな思考の罠に迫る「カイゼン!思考力」。今回は、不適切な比喩を取り上げる。

――問題です

 以下のAさんの問題点は何か。

 Aさんと、専業主婦である奥さんの会話。

Aさん「専業主婦というのは、企業に例えれば社内サービスを行うコーポレイト部門だと思う。外からお金を稼ぐわけではないが、家庭内の人間に対してはしっかりサービスを提供しなくてはならない。つまり、僕と子どものニーズを知り、満足度を最大化させるのが専業主婦の努めなんじゃないかな」

奥さん「はあ?」

Aさん「ところが最近は、料理は手を抜いているし、掃除もちょっといいかげんだと思うな。ちゃんと家族を満足させるように家事をしてほしいな」

奥さん「そんなにご不満なら、家事は誰かにお金払って頼んだら。会社だってそうしてるでしょう。プロにやってもらう方が、ずっと美味しいし、家も奇麗になるわよ」

Aさん「おいおい、ちょっと待ってよ…」

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嶋田 毅 [グロービス 出版局長兼編集長、GLOBIS.JP編集顧問]

東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。戦略系コンサルティングファーム、外資系メーカーを経てグロービスに入社、主に出版、カリキュラム設計、コンテンツ開発、ライセンシングなどを担当する。現在は出版、情報発信を担当。累計120万部を超えるベストセラー「グロービスMBAシリーズ」や、「グロービスの実感するMBAシリーズ」のプロデューサーも務める。
グロービス経営大学院や企業研修においてビジネスプラン、事業創造、管理会計、定量分析、経営戦略、マーケティングなどの講師も務める。また、オンライン経営情報誌 GLOBIS.JPなどで、さまざまな情報発信活動を行っている。


カイゼン!思考力

ビジネスパーソンが日常生活やビジネスの現場で陥りがちな思考の罠。そんな罠になぜ人ははまってしまうのか――。その謎と罠に陥らない方法に迫ります。

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