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空前のマラソンブームで電子マネーもさらに普及?
腕時計型電子マネー「イーマネーバンド」の便利度

中島 駆 [フリーライター]
2011年4月14日
著者・コラム紹介バックナンバー
腕にはめる電子マネー「イーマネーバンド」。最大5万円までチャージできる。全5色。

 老若男女問わず、全国的に広がりを見せているマラソンブーム。2月に開催された「東京マラソン」では、およそ3万5000人ものランナーが参加したというから、その人気はますます過熱していると言えそうだ。

 しかし市民ランナーの様子は、昔に比べて様変わりしている感がある。「ストイックにタイムを追求する」というよりも、「愉しみながらマイペースで走る」というランナーが増えているように見える。

 たとえば、制限時間が7時間に設定されている東京マラソンでは、携帯片手に、観光名所を撮影しながら走るランナーの姿も目についた。もしかしたら、「あれなら自分にも走れるかも?」と感じて、さっそくランニングウェアやシューズを買い揃えたという向きもあるかもしれない。

 ジョギングは、ゴルフやテニスといった他のスポーツに比べ、道具を揃える負担も少ないし、1人ですぐに取り組めるのが魅力である。それでも、走り始めてから、ようやく気がつくことも多々ある。

 一番、頭を悩ませるのは、やはり荷物の問題。身1つで走るのも構わないが、財布や携帯電話、家の鍵などの最低限の荷物はどうしても身につける必要がある。だが、薄手のランニングウェアは、ポケットがないものが多い。リュックサックやウェストポーチなどを利用しているランナーも目にするが、走る際にそれらによって生じる振動は、案外体に負担がかかる。

 とはいえ、小銭も持たずに走るというのは不安なもの。夏場などは途中で水分補給をする必要があるし、あるいは道中で怪我などをした際に、応急グッズを揃えるくらいのおカネは持ち歩いておきたいものである。

 そんなときに利用したいのが、「e-moneyband」(イーマネーバンド)。電子マネー「Edy」(エディ)を搭載した腕時計型のリストバンドである(時計機能はついてないのであしからず)。バンドの素材はシリコン製で、防沫仕様が施されているので、汗にも強い。

 使い方は、カード型の「Edy」とほぼ同じ。コンビニなどの加盟店でチャージ(入金)を行なえば、すぐに電子マネーとして使うことができる。たいていのお店ではレジ横に端末が設置されているので、手首にはめたまま、読み取り部分にかざせばOK(カード型以外の電子マネーがまだ少ないせいか、筆者が試したときは、ちょっと店員に驚かれた)。

 商品を買う際も、同様である。あらかじめ店員に「Edy」での支払いを告げてから、手首を端末にかざすと「シャリーン」という音とともに支払いが完了する。

 実際に使用してみると、カード型電子マネーのように、鞄やポケットから取り出す必要がないというのは、思った以上に使い勝手がいい。

 わざわざレジ前で「電子マネーを取り出す」という行為が、案外電子マネー普及の足かせになっていると思われるが、「イーマネーバンド」の場合、そうしたストレスがまるでない。ランナー向けとして作られたアイテムであるが、日常生活(犬の散歩などのちょっとした外出)でも、十分に活用できそうである。

(中島 駆)


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