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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

人付き合いが苦手な人は圧倒的不利!?
「人脈」は本当に仕事の命運を決めるのか

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
【第42回】 2011年4月25日
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 仕事で成果を出すために「人脈」は必要でしょうか。それとも、人脈などなくても、十分に結果を出すことは可能でしょうか。

 社内外に華麗なネットワークがあると素敵にみえるもの。実際、「○○さんと面識があります」などと自分の持つネットワークを嬉しそうに自慢する人に会う機会が多々あります。このような人たちは、まさに「人脈こそ仕事の原点」と考える肯定派。交流会で積極的に名刺交換などをして、人脈の開拓に余念がありません。

 一方で、忙しく現場の仕事に追われていることもあり、「人脈なんて不要」と否定的な意見を持っている人も少なくありません。

 では実際、人脈は仕事においてどれほど重要なものでしょうか。今回は、職場における肯定派と否定派のギャップをみながら、「人脈の必要性」について考えてみましょう。

“半径5メートル以内の人脈”で
なんとなく毎日を過ごす人が多くないか

 仕事を淡々とこなすだけでは人脈は広がりません。むしろ、人脈が固定されてしまう可能性が高いといえます。

 インタビューさせていただいた半導体メーカーで経理部に所属するDさん(32歳)によると、

 「飲みに行くのは半径5メートル以内の同僚ばかり」

 とのことでした。

 そんなDさんも社会人になったばかりの頃は、学生時代の友人とのコンタクトが頻繁にあったといいます。

 「まったく、うちの先輩は何を考えているのか。よくわからないよ」などと、不満や悩みをぶちまけていたそうで、お互いにありがたい存在だったことでしょう。

 ところが、時間の経過とともに仕事が多忙になり、学生時代の友人たちとは疎遠になっていきます。学生時代のように「長期間の休み」なんて互いにありません。普段は業務に忙殺されて、「ゴメン、仕事があるのでまたにしよう」と日程調整が物理的に困難を極める状態になりがちです。

 こうなると新たな友人が増えるどころではなく、職場の人間関係にドップリはまってしまいます。営業職になら一応、「新たな出会い」はありますが、普通に仕事をしていると意外な程に人脈は増えないものなのです。

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高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
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