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現役東大生が教える「ゲーム式」暗記術
【第13回】 2017年5月12日
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西岡壱誠

現役東大合格率全国6位!栄光学園のヒミツに迫る。

偏差値35の落ちこぼれが 奇跡の東大合格をはたした、『現役東大生が教える「ゲーム式」暗記術』。本連載では同書の勉強嫌いでも続けられるゲーム式暗記術や、東大生の勉強にまつわるエピソードを紹介していきます。「英熟語ポーカー」「単語マジカルバナナ」「メモリーチェックゲーム」「暗記復讐帳ゲーム」など英語、資格試験……なんにでも使える24のゲーム式暗記術に注目です! 今回は現役東大生である著者の西岡壱誠氏が語る、現役東大合格率全国6位・栄光学園のヒミツです。

名門・栄光学園とは?

神奈川県に存在する、東大輩出者ランキング全国8位にして現役東大合格率全国6位の名門校、栄光学園
私も東大に入ってから様々な名門校出身の人と話をしますが、その中でもずば抜けて面白いのがこの栄光学園出身者たちです。
今日は、栄光学園卒の現役東大生たちに聞いた、栄光学園の謎で面白い校風について、余すところなくお話ししたいと思います。

・どんなに暑くても寒くても毎日!中間体操!!

まずビックリなのがこの栄光学園、2限目の授業が終わったら全員上半身裸で外に出ます
そして、上裸のまま全校生徒で体操をするのです

自分「は!?全校生徒全員!?」
栄光卒東大生「全員。」
自分「毎日!?」
栄光卒東大生「毎日。」

聞くところによると、どんなに寒い日でも暑い日でも、雨の日でも小雨なら全員やるとか。雪の日でも自主的にやる生徒もいるとのこと。
また、集まらないと先生が昼休みにやり直させる、なんてこともあるそうです。

自分「じゃあみんなも六年間毎日やったの!?」
栄光卒東大生「ほぼ毎日。」

 「健全な精神は健全な身体に宿る」、と言います。
その言葉を体現するかのように、栄光学園で六年間毎日同じように体操をした彼らは、こうして立派に東大に入っていました。

自分「だからってやり過ぎだろ!」
栄光卒東大生「俺らもそう思う。」

・とにかく自由な校風!

自分「え、毎日体操させられるんなら、やっぱり校則とか厳しいの?」
栄光卒東大生「全く。」
自分「全く!?」

 「制服で授業を受ける生徒はいない」と言われるほど(制服があるのに)服装が自由。
また、「栄光学園のカバン」が存在するにもかかわらず、あまり使い続ける生徒がいないとのこと。

自分「ん?なんで栄光学園のカバン使わないの?」
栄光卒東大生「ダサいから」
自分「ダサいの!?」
栄光卒東大生A「なんか…四角なんだよな…」
栄光卒東大生B「機能性のみ重視してるっているか…」
栄光卒東大生C「そうそう、収納性は抜群なんだけど…デザインが…」
栄光卒東大生D「あ、でも東大で使ってるやつ見たよ」
栄光卒東大生「マジで!?あれを!?」
自分「そんなに驚くほどダサいの?!」

そんな風に服装等は自由で、校風も生徒の自主性に任せた自由なものだとのこと。

自由すぎる!? 栄光学園OBが語る校風

・栄光学園にはヤバい奴が多い!?

栄光卒東大生A「でも、そんな自由な校風だからか…出てくるんだよ、ヤバい奴が」
自分「ヤバい奴?」
栄光卒東大生B「ヤバいくらい勉強できて、性格的に壊れてる奴」
栄光卒東大生C「栄光はそういう奴いっぱいいるよ」
自分「みんなみたいな?」
栄光卒東大生「なんでやねん!」

例えばある栄光学園生は、「見聞を広げるために海外に行く!」と言ってインドへ行き、到着したインドの空港で「退路を絶って背水の陣だ!」と言って帰りの飛行機のチケットをライターで燃やしたとのこと。

自分「で、その人はインドから帰ってこれたの?」
栄光卒東大生「…」
自分「なんで黙るんだよ!」
栄光卒東大生A「いや、あいつが帰って来たって連絡ないな、と思って…」
自分「ヤバいじゃないか!!」

または、どの栄光学園生に聞いても「あいつは神だ」と言われるほどに勉強ができてイケメンでスポーツ万能な超人がいたり、「あいつは天使だ」と言われるほどに優しくて性格がいい人がいたり。

自分「あ、そういう良い意味でヤバい奴もいるのね」
栄光卒東大生B「でも逆に、人の上履きでゴキブリ潰したり、ひたすら韓国ノリ配って変な中二病の会に入れようとするやつがいたり…」
自分「やっぱりそういう悪い意味でヤバい奴もいるのね!?」
栄光卒東大生A「あ、韓国ノリ配ってたの俺だわ」
自分「お前かよ!」

・一番の良さは結束力?
そんな風に楽しくお話を伺いながら自分が気付いたのは、「みんなよく友達のことを知ってるな」ということでした。

自分「みんな、よくそんないろんな友達のエピソード知ってるね」
栄光卒東大生C「まあ、みんな仲良いからね。」

栄光学園は中学で180人程度入学してから六年間、高校から入って来るような生徒もいない、完全な「中高一貫校の男子校」なので、学年で友達同士の結束がすごく強いのだそうです。

栄光卒東大生D「だいたいみんな、学年の友達のことは知ってる感じだな。学年で知らない人はほぼいないくらいには交流があるんだ」
自分「なるほど…」

高校を卒業してからでも、大学で顔を合わせたり食事に行ったり、いろいろなところで交流があって仲が良い、というのが校風のようでした。
そういう結束力の強さも、学力に比例している部分があるのかな、と感じました。

さて、みなさん栄光学園、いかがでしたか?
興味が湧いた人は、5月に学園祭があるそうなので、是非足を運んでみてください。

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    東京大学2年生。1996年生まれ。 東大輩出者ゼロの無名校でゲームにハマり、落ちこぼれ、学年ビリに。 偏差値35の絶望的状況から一念発起して東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で、箸にも棒にもかからず不合格。崖っぷちの状況で「ゲーム式暗記術」を開発し、みるみるうちに偏差値が向上。東大模試第4位になり、奇跡の東大合格をはたす。 現在は、かつての自分と同じような崖っぷちの受験生に、家庭教師として勉強を教えている。 教え子の一人は、英語が絶望的な成績だったにもかかわらず、「ゲーム式暗記術」で、見事、東京外国語大学に合格している。大学では、東京大学で44年続く書評誌「ひろば」の編集長を務める傍ら、東京大学で25年の歴史がある「法と社会と人権ゼミ」のパート長も務めている。 その他、学外では中小企業庁の事業「ふるさとグローバルプロデューサー育成支援事業」にも参加している。 趣味はゲーム。テレビゲームはもちろん、スマホゲームからカードゲームまで幅広くプレイ。特に、高校生時代にハマった「女神転生シリーズ」は100時間以上プレイした。


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