グローバル仕事人は「対人関係」をどう整理しているか誘いに参加するか迷ったら、「断ると後悔しないかどうか」をひとつの判断基準にするのはいかがですか?

 皆さん、こんにちは。澤です。

 いよいよGWですね。お休み中の予定は立てましたか?家族や親しい友人と楽しい時間を過ごしたり、見知らぬ土地で新しい人との出会いがあったり、それぞれに人とのつながりの中で過ごすことになることでしょう。

 今回は「対人関係」について、自己鍛錬シリーズの第三弾のテーマとしてお届けします。

対人関係の優先順位付けをすることで
自分が重視するものが見えてくる

 皆さんは、何種類くらいの人間関係を持っていますか?最初に申し上げておきますと、「少ないからダメ」とか「多いから素晴らしい」とか言うつもりはありません。数の大小はともかく、「自分の属しているグループはいくつくらいあるか」「どんな人たちと関係を持っているのか」を見直してみるのはなかなか面白い作業です。

 誰でも考えられるのが学生時代のつながりですね。同級生や、先輩後輩、部活動やサークルの仲間。小・中・高・大とそれぞれ違う人たちだったり、場合によっては同じ人たちとずっと過ごしていたりすることでしょう。

 次が、職場関係。新卒で入ってからずっと同じ会社であれば、今までのキャリアの中での部門ごとでグルーピングすることができます。転職していれば、会社ごとに付き合いのステージは変わりますね。

 また、仕事の延長線上で何らかのコミュニティ(定期勉強会のグループなど)に入っていれば、それも一つの人間関係の単位になりますね。

 他には、趣味のつながり。地域の趣味のグループなどに入っていれば、それも把握してみましょう。

 次に、それぞれのグループの中にいる人を、「ざっくりと」思い出します。もちろんExcelなどでリスト化してもいいですし、Facebookなどでグループを作って見やすくしてもOKです。とりあえず、「どんなグループにどんな人がいるのか」を自分の中で整理します。

 特に、そのグループの中でも特に自分が関係を大事にしていたり、長く付き合いたいと思ったりする人は、しっかりとピックアップします。