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秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香

一流の人は絶対しない!間違った人脈づくりの発想

能町光香 [株式会社リンクCEO 人材育成コンサルタント 一流秘書養成スクール校長]
【第8回】 2015年7月21日
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あなたの人脈づくりの方法、本当に効果が出ていますか?

 第一線で働くビジネスエリートの皆さんは、「良質な人脈をつくるためには、どうすればいいのか」「人脈を増やすには、どうしたらいいのか」と一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

 憧れの人や尊敬する人、長い間お目にかかりたいと思っていた人に会った時、「やっと会えた」とつい心がはやってしまい、早く仲良くなりたいと思うかもしれません。また、「10分間しか話ができないので、なんとしてでもいい関係を築いておきたい」と事を急いでしまうかもしれません。

 皆さんは、どうでしょうか? 

 「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、親しい人に対しても礼儀をもって接しなさいということですから、ましてや初対面の人には、それ以上に配慮する必要があります。

 私は、10年間、トップマネジメントの方を補佐する秘書として働いていきましたが、秘書は、上司を取り巻くすべての人たちの関係性を知る立場にあり、上司と他の人との関係性をとりもつパイプ役であるがゆえ、様々な人間関係のドラマを見てきました。

 わかったことは、一流の人に共通する「人づきあいの極意」があるということです。

 今回、その「人づきあいの極意」についてお伝えしたいと思います。

一流の人はむやみやたらに
異業種交流会や集まりに顔を出さない

 「名刺は、多く持っていたほうがいい」
 「人から誘われたら、どんな時でも顔をだしたほうがいい」
 「人と会う回数は、多ければ多いほどいい」

 そのように思っていませんか? もしもそう思っていたら、今日から考え方を変えたほうがいいかもしれません。

 異業種交換会や様々な集まりに足しげく通っていても、会ったことがある人の数は増えるものの、実際は自分の名刺の枚数が減っていくだけで、いい人間関係をそう簡単につくることができないと気づいている人は多いでしょう。

 「100人の人と会ったけれど、連絡があったのは3人だけだった」「Aさんの最初のアプローチは印象的だったけど、その後、全く音沙汰がない」といった具合です。

 なぜ、いい関係を築くことができないのでしょうか?

 それは、人脈づくりの発想が、根本的に一流の人と違うからです。

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能町光香(のうまち・みつか)[株式会社リンクCEO 人材育成コンサルタント 一流秘書養成スクール校長]

青山学院大学、The University of Queensland大学院卒業。10年間、バンクオブアメリカ・メリルリンチ、ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インクなどの一流企業のトップエグゼクティブの秘書として活躍し、数々の業績を残し、組織から高い評価を受ける。その後、人材育成コンサルタントとして独立。2013年に、日本での秘書人材育成の必要性を痛切に感じ、「一流秘書養成スクール」を創設。上司の右腕として活躍できる「真のエグゼクティブ・アシスタント」の育成を目指し、豊富な経験に基づく実践的な解決方法を伝える講演や企業研修、コンサルティングをおこなっている。また、サービス・ホスピタリティ・アワード審査委員を務めるなど、経営における「サービス・ホスピタリティ力」の重要性を説き、サービス・ホスピタリティ・マネジメントの普及啓蒙を行う。主な著書に、20万部のベストセラー「誰からも気がきくと言われる45の習慣」(クロスメディア・パブリッシング)など著書多数。
公式ホームページ:http://www.link2u.co.jp/


秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香

この連載では、10年間秘書を務め、現在では一流秘書の育成に携わる能町光香さんが、経営層に近いところで働く秘書だからこそ垣間みることができた、一流の人たちの仕事術についてお伝えしていきます。
 

「秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香」

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