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週刊ダイヤモンド特別レポート「ここまで効く!ガン治療薬最前線」

ガン種別最新動向(3)
血液ガン

週刊ダイヤモンド編集部
【第4回】 2011年7月22日
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化学療法の進歩をリード
血液ガン(2005年の罹患数・白血病/悪性リンパ腫計2.6万人)

 胃ガンや肺ガンなど「固形ガン」に対して、血液細胞にできるガンは総称して「血液ガン」と呼ばれる。

 このうち「白血病」「悪性リンパ腫」「多発性骨髄腫」の三つが代表的なガンである。血液ガンは“全身病”とあって、昔から手術ではなく化学療法が有効で、多剤併用療法などを索引してきた。

 白血病向けで、代表的なクスリは、慢性骨髄性白血病治療薬の「グリベック」である。

 治療効果は絶大だ。グリベックが登場する以前は、骨髄移植が唯一、白血病を根本から治せる療法だった。だが、その実施件数は、グリベックが登場して以降の10年で、ピークの800件超から、50件台にまで急激に減少している。

 しかしいよいよ第一選択薬が、後継品の「タシグナ」や「スプリセル」に取って替わられた。いずれも、グリベックより治療効果が高く、グリベックが効かなくなった患者にも有効なのが特徴である。

 両剤で注目されるのは、治療期間中に1~2年間、投薬を中止できる可能性が指摘されている点だ。もし実現できれば、その意味は大きい。

 「分子標的薬はガン細胞を殺すような攻撃の仕方ではないため、血液ガンに限らず、完治といえる条件が解明されていない。そのため投薬をやめられないのが課題」(佐々木常夫・都立駒込病院院長)だった。

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日本人の2人に1人が発症し、いまや“国民病”といわれるガン。その治療法として近年、抗ガン剤などを用いた化学療法の進歩が著しい。ガン種別のトレンド療法と期待の最新治療薬を追った。

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