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投信、ETF、外貨預金、MMF、FXを全評価!
長い目で見て必ず得をする「為替投資」のツボ

週刊ダイヤモンド編集部
【11/07/23号】 2011年7月18日
著者・コラム紹介バックナンバー

 円ドルレートは7月12日に1ドル80円を突破しました。円高とは文字どおり、日本円の通貨価値が米ドルなどその他の通貨に対して上昇すること。円の価値上昇局面は、海外投資のチャンスとなります。

 そもそも投資とは、対象資産の成長拡大によって、注ぎ込んだおカネを殖やしていくものです。低成長経済から脱出できそうにない日本よりも、成長余地が大きい海外先進国、新興国の株式や債券などに目を向けるべきなのは、当然といえば当然でしょう。

 ただし、海外投資にはとりわけ大事な、しかし存外軽視されがちな、2つの肝があります。

 まず、海外投資では円を投資先の通貨に換える為替手数料コストが基本的に発生します。このコストがバカになりません。購入時の販売手数料コストなども含めて差し引きすると、元本(元の投資資金)割れになってしまうことも珍しくありません。

 次に、海外資産への投資には為替変動が必ずつきまといます。株価などが上下するように、為替レートも大きく変動します。たとえば、円ドルレートの過去10年間の変動率はざっと年10%ほどです。1割程度の円高(海外投資では損)に動くことも、同じく円安(得)の方向へ動くことも、よくあることなのです。

 本特集は、外貨預金、外貨MMF、外国債券、FX(外国為替証拠金取引)などの外貨商品、それに海外資産に投資する投資信託、ETF(上場投資信託)などを併せた「為替投資」のガイドです。2つの肝を心得て注意を払い、あなたの大事なおカネを増やしていくためのツボを解説していきます。

 「Part1 外貨商品編」では、富裕層もなびく人民元預金などの外貨預金、それに外貨MMF、外債などの隠れコストを徹底比較します。初心者のための低コストFX投資術も指南しています。

 「Part2 投信・ETF編」では、高分配金の投信や通貨選択型投信のカラクリを解き明かし、売れ筋上位の投信をETFで代替して低コストのものに切り替える実践法も解説します。

 人気投信909本の期待リーン、リスク、評価リストも載せました。株式、債券、REIT、その他(商品・為替)、資産複合(バランス)という資産分類に大きく分け、運用会社別(50音順)に、純資産の大きいほうから並べています。あなたの投信は持っていていい投信か? チェックしてみてください。

 「Part3 為替予想編」では、トップ為替ストラテジストの予測の極意を紹介し、米ドル、ユーロ、豪ドル、ブラジルレアルなど気になる14通貨の短期・中期予測を掲載しています。

 「為替投資」では、短兵急に成果を求めようとすると、レートの動きが気になり、一喜一憂することになりがちです。仕事が手につかなくなるようでは、それこそ元も子もありません。海外投資にはゆったり構えて臨むことが大切です。

(『週刊ダイヤモンド』副編集長 小栗正嗣)


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