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“発毛”のリーブ21が次期社長を公募
中堅企業の抱える後継者不足の悩み

週刊ダイヤモンド編集部
2011年8月3日
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 「毛髪クリニック リーブ21」の岡村勝正社長を、CMで見知っている人は多いことだろう。同社の創業者社長で18年前から“発毛”をビジネス化し、現在の売上高は約150億円。全国に97店舗、813人の社員を抱える。

 同社が8月3日から次期社長の公募に踏み切るという。気になる年収は3000万円以上だ。

 岡村社長は現在66歳。自他共に認める健康オタクで、粗食をモットーとし、大きな健康問題を抱えているわけではない。「具体的なプランがあるわけではないが、第2の人生も考えたい。仏教にあこがれを持っていた時期もあり、自然に近い生き方をしたい」と岡村社長は話す。

 月末に転職支援サイト「ビズリーチ」を運営する南壮一郎社長に会い、公募を決意した。ビズリーチは年収1000万円以上の管理職に特化した日本最大の転職支援サイトで、社長や経営幹部の登用サービスを展開しようと、同社に営業をかけていたのだ。

 岡村社長は、「若い社員が多く、マネジメント層が育ってこなかった」と胸のうちを明かす。創業社長だからこそ、人事や財務、店舗運営などすべてに目を光らせ、すべての権限を持ってきた。全社的なマネジメントのできる中堅社員の定着も進まなかった。

 さらに、岡村社長には、「会社は社会の公器。これから100年続く会社にできるような人材に後を託したい」と話す。具体的にいえば、中国や韓国などアジアへの進出を狙っている。上場については、「後継社長、あるいは社長を中心とする経営幹部が考えることで、あくまで一つの選択肢にすぎない」(岡村社長)。

 実は、岡村社長の長男は一時、リーブ21で働いていたものの、数年前に去っている。「息子は親父のような仕事のやり方が気にいらなかった。人格やマネジメント力に優れているわけでもないのに、息子だからというだけで社長に据えるわけにはいかない」と、岡村社長は割り切っている。

 次期社長の条件は豊富なマネジメント経験があること。年齢や性別は問わないという。1年の社長試用期間を経て、社長に就任する。余談だが、テレビCMに出るのかどうかは、自らに決めてもらうという。

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