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株で勝つ習慣
【第3回】 2017年7月28日
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岡本昌巳

投資のリズムは3の倍数が基本!

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株の世界にいる一流のプロは、どんな状況でも通用する考え方や相場の習慣を持身につけている。『40年稼ぎ続ける投資のプロの株で勝つ習慣』の著者、岡本昌巳氏が教える「プロが大事にしている数字の習慣」とは?

素数は投資家心理に響かない

 相場のプロは、数字を見るとき、フシを大切にする。フシを抜けば、チャート的にも心理的にも壁を越えたのと同じような効果をもたらすからだ。

 一方、プロが嫌う数字がある。それは1とその数でしか割ることができない数字だ。

 例えば7だ。1と7でしか割れない。プロは「7はラッキーセブンではない。アンラッキー7だ」と苦笑いする。

 1とその数でしか割ることができない数字は、「素数」という。

 例えば、300円台で言えば、「307、311、313、317、331、337、347、349、353、359、367、373、379、383、389、397」がそれだが、プロにとって素数は鬼門の数だ。

 なぜ、プロが素数を嫌っているかというと、347円買い、349円買い、350円買い、353円買いのどれが投資家心理に響くかを考えていただきたい。やはり、切りのいい350円買いだろう。

 フシの数字はイメージがわきやすい。イメージがわきやすいというのは、心理的にも入り込みやすいということだ。素数はどうも心に響かない。中途半端な数字というイメージが強く感じられるからだ。あくまでもアノマリーの世界だといわれれば、その通りだが、なんとなく納得してもらえるのではないだろうか。

 だから、プロは「切りのいい数字、直近の高値、昨年来高値、年初来高値、上場来高値、週・月足など中長期チャートを見て、なかなか抜けなかった株価ゾーン」を大切にする(それらの高値が素数の場合、プロはその上の素数ではない切りのいい数字を選ぶだろう)。

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    岡本昌巳(おかもと・まさみ)

    1957年、東京都生まれ。82年に証券専門紙「株式市場新聞」に記者として入社。上場企業担当の経済部、証券会社担当の市場部で18年間、数々のスクープを連発。2000年に経済ライターとして独立。以降、新聞、雑誌、ネットで株情報や投資関係の記事を配信するとともに、継続的に株式セミナーを開催。とくに独自の銘柄発掘能力について高い評価を得ている。株の世界で40年近く活動しているため、幅広い人脈を有する。プロの投資家、仕手筋、ブローカー、投資顧問、証券マン、ストラテジスト、アナリスト、運用者、証券・経済マスコミ、プロの経営者、企業の広報担当・研究所員、学会関係者・大学教授など、多方面の「プロ」と交流があり、さまざまなノウハウやスキルを吸収している。アメーバブログでも情報を配信中(「今日の岡本」http://ameblo.jp/okamoto-blog/)

     


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