■ポイント 4
ライフスタイルの変化に対応できる家か

「ライフステージに応じて、理想的な間取り・仕様は変化するもの。これからの住まい選びは長い時間軸で変化させていける物件かどうかが大切」と、長嶋氏は言う。

「不動産は必ず値上がりする」という土地神話が通用した時代には、「住宅すごろく」よろしく家を買い替えられたが、もはやそんな時代ではない。

 たとえば子育て期には4LDKが適当な家庭でも、子どもが独立して夫婦2人になれば、2LDKで十分。

 広いLDKと、浴室の手すりやバリアフリーを備えた家のほうが住みやすい。老後、もっと狭い家に買い替える場合でも、多くの人に受け入れられる「可変性の高い家」のほうが買い手が見つかりやすいだろう。

■CaseStudy
静かな土地で、かえって騒音が気になることも

 騒音は、どのレベル以上だと不可、というものではない。東京の幹線道路・明治通り沿いに住むNさんも、「こんな交通量の多いところによく住んでいるな、と言われるが、騒音が気になったことはない」という。

 典型的なのは、Fさんのケースだ。東京都杉並区の環七沿いの賃貸マンションに住んでいたときは気にならなかった騒音が、横浜市郊外にマンションを購入し、引っ越してから、「夜、眠れないことがある」のだという。

 その原因は、信号が青に変わったときのエンジンの音だ。ずっとうるさいと、騒音も気にならなくなるが、静かなときとの差が大きいと、騒音は気になるものなのだ。

 こうした音の問題は、実際に足を運んでみないとわからないもの。やはり、平日・休日の夜も現地を訪れて、自分の耳で確かめておきたい。

「週刊ダイヤモンド」別冊 2011年10月15日号 『納得の「住まい」を選べ!』より抜粋

 


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