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金融のプロに騙されない等身大の資産作り

インデックス投資に必要な投資信託は
3000本以上ある中のたった4本、ズバリこれ!

水瀬ケンイチ
【第6回】 2011年9月15日
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 アセットアロケーション(資産配分)が決まったら、いよいよ商品選びになります。

 インデックス投資をするための金融商品には、大きく分けて「インデックスファンド」「国内ETF」「海外ETF」の3種類があります。どれを使ってもインデックス投資はできるのですが、本連載が想定している読者は、投資に興味はあるけれど未経験、もしくは投資の初心者です(と編集K氏にきつく言われています…汗)。

 私は、インデックス投資初心者のかたには、ズバリ、「インデックスファンド」をおすすめします。なぜなら、利便性が高く手間がかからない、言い換えれば、いちばん楽ちんなインデックス商品だからです。

インデックスファンドってどんな商品?
そもそも投資信託って何!?

 そもそも、投資信託とは、多くの投資家から集めた小さな資金をひとつの大きな資金にまとめて、運用の専門家(ファンドマネージャー)が株式や債券などに投資・運用する金融商品です。株と比較すると、小額から投資可能なうえに、さまざまな銘柄に分散投資できるというメリットがあります(分散投資の効果は第3回参照)。

 この投資信託が、「インデックスファンド」「アクティブファンド」の二つに分類されます。

 市場平均に連動することのみを目指して運用されるのが「インデックスファンド」、それに対して、より大きな投資収益(市場平均を上回る投資収益率)を目指して運用される「アクティブファンド」です。

 この説明だけだとイメージ的に、「なんだ、インデックスファンドは儲からなさそうだな」という感じがするかもしれません。

 ですが、連載第1回でもご説明したとおり、ウォール街の金融のプロでも市場平均(インデックス)にはなかなか勝てません。アクティブファンドのおよそ7割はインデックスに負けているというのが、知る人ぞ知る金融業界の常識です。

 このことは、できれば利幅が大きい(=投資家からしたらコストが高い)アクティブファンドを売りたい金融業界にとって非常に不都合なので、インデックスファンドは意図的に個人投資家の目にあまり触れないような奥深い場所に置かれています。

 それを本コラムでは、ぐいぐいと引っ張りあげてきます。

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水瀬ケンイチ

ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)」が有名。ネット証券各社や投信運用会社も注目する個人投資家。投資スタイルは、ほったらかしで楽ちんなインデックスファンド・ETFを中心にした国際分散投資。昨年、山崎元さんとの共著で『ほったらかし投資術』(朝日新書)を上梓。


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