99%の人間関係は『9code(ナインコード)』で解決できる!
経営コンサルタントである著者が、歴史上の偉人から有名タレント、経営者まで、世界最古の『易経』をベースに、運命学、帝王学などを交え、1万人のサンプリングを体系化。「水の一白」「大地の二黒」「雷の三碧」「風の四緑」「ガイアの五黄」「天の六白」「湖の七赤」「山の八白」「火の九紫」など、歴史上の偉人から有名人まで、人間は9タイプしかいない。「本当の自分」がわかり「人間関係」の悩みが解消するという『“強運を呼ぶ”9code(ナインコード)占い』が発売たちまち第4刷となった。
『9code(ナインコード)』とは一体どんなものか? 2034年までの幸運バイオリズムが一目でわかるという著者にこっそり語ってもらった。

理性系の「二黒」「五黄」「八白」にはなぜ“○○力”をほめるべきなのか?

じっくり型で確かな土台を築く
「二」「五」「八」の特徴

「継続する力」においては、「大地の二黒」(「二」)、「ガイアの五黄」(「五」)、「山の八白」(「八」)の右に出るものはいません。
 理論的で人情派、かつ継続力があるので、ある程度新しい商品なりシステムなり、形が整った後に、それらを継続して運用していくときに力を発揮します。

 連載第23回で紹介した「三」「六」「九」社員が発案して、第24回で紹介した「一」「四」「七」社員が整えて広げた後、いよいよ本格的に長期的にロジカルにそれをつくり、継続的につくりあげていくというときにバトンタッチするのがベターと言えるでしょう。

「二」「五」「八」は道筋がある程度明確でないと動かないという性質もあります。
 たとえば、「三」「六」「九」の上司からいきなり感覚的なことをポンと振られても、本人たちは何の目的で何をどうすればいいのか、「意味がわからない!」で終わってしまいます。

 十分に時間をかけ、こちらの意思を伝えていかないといけません。
 もともと、大地(二黒)、地球(五黄)、山(八白)なので、すぐには動きづらいタイプと理解しておきましょう。

 また、基本的に物事を「煮詰める」癖があるため、立ち上がりのスピードはどうしても遅くなります。
 ここで、上司は「スピード」に関して、いくら遅くても問い詰めてはいけません。
 彼らなりの長所を生かせるベストなスピードがあるからです。
 それを狂わせると、理性系の部下もイライラしますし、上司も反感を買うだけです。

 何事も時間をかければ、理論的に煮つめたうえで、
「じゃあ社長、こうしましょう!」
「もう少しここにはこうチームを編成したほうがいい」
 など、的確な意見をくれます。

 すると、社長や上司としては、安心して任せることができるので、「ラク」になる場面が増えるわけです。

 こうして社長や上司は、別のプロジェクトに集中できるようになります。
「二」「五」「八」部下には“じっくり型”でいきましょう!