「神様が味方になる習慣」とは? 享年62歳で亡くなられた小林正観さんが、40年間の研究でいちばん伝えたかった「ベスト・メッセージ」とは? 「人間関係」・「仕事」・「お金」・「病気」・「子ども」・「運」・「イライラ」・「男女」など、あらゆる悩みが解決するヒントがあります。

結婚した後に人格が変わる人は、
「車の運転」「お酒」「財力と権力」で
変わる人らしい

 いろいろな人と話をしていて、よくこんな質問をいただきます。

「結婚相手は、どんな人を選んだらいいでしょうか?」
「結婚するには、相手のどんなところを見たらいいでしょうか?」

 人にはそれぞれ好みがあるので、一概には言い切れませんが、私なりの「見るべきポイント」があります。

 まず、人生の中で「求めているもの」「目指しているもの」が同じであることが基本条件です。「求めているもの」「目指しているもの」は、大別すると「3つ」あります。

「(1)もの」「(2)地位や名誉」「(3)人格向上」です。

「もの」あるいは「地位や名誉」を目指している人同士なら、相手選びはそれほど難しくないと思います。「豪華な家や車を買う」「課長に昇進する、部長に昇進する」など、求めているものが外から見えるからです。

 難しいのは、3つ目の「人格向上」を目指している場合です。心の問題は外からは見えないので、相手がどのような人格を目指しているのか、わかりにくいのです。第3の相手(自分と同じように人格向上を求めている相手)と結婚したいなら、「タテヨコ不変」な相手を見つけることです。

「タテの不変」とは、10年ぶり、20年ぶりに会っても、同じ笑顔、同じ親しさを保ち続けることです。社会的な立場を背負っていても、威張ったり、横柄になったり、傲慢になったりせず、友としての親しさが変わらない人です。

「ヨコの不変」とは、今の自分を取り巻いている人に対して、同じ態度、同じ笑顔を示すことです。目上の人や同僚だけでなく、目下の人や、取引先にも丁寧に接する。相手の立場や身分によって態度を変えないことでもあります。

 職場で「ヨコの不変」を見ることができる場合はよいのですが、同じ職場でないと、なかなか見ることができません。その場合は、「ヨコの不変を持っているかどうかを次の3つで見分けたらどうか?」というのが私の提案です。

【1】車を運転するとき
【2】お酒を飲んだとき
【3】財力や権力を手に入れたとき

「車を運転すると急に荒っぽくなる」「お酒を飲むと自分を見失う」「名声を手に入れたとたん威張り出した」「お金を持つと浪費する」といった「変身」をする人は、人や社会に対する憎しみ、敵意、不平不満を持ち続けていることが多いようです。普段は人に見せていないだけで、心の奥底に隠しているのです。

 この3つの場面で人格が変わる人は、結婚して2人だけの生活がはじまったとき、「横暴になる」「乱暴になる」「偉そうになる」「威張る」「怒鳴る」「嫉妬する」といった方向に人格が変わる可能性があるようです。

 10年経っても、20年経っても、どんなときでも(タテ)、年上に対しても年下に対しても誰に対しても、どんな状況でも(ヨコ)、同じ笑顔、同じ丁寧さを保ち続けること。それが、私の考える「タテヨコ不変」の意味です。

 もし結婚を考えている相手が「タテヨコ不変の人」ではなくて、「変わるタイプの人」だとしたら、この文章を読んでもらうというのは、いかがでしょうか?

 もし自分が「相手や状況によって態度を変えている」ようなら、これを機に「不変の路線」に切り替えてみてはどうでしょう?

 人格向上の第一歩は、「タテヨコ不変」からはじまるような気がします。