理想のキャリアは、主体的に求めて手に入れるもの

 社会人なら誰でも、自分にふさわしい「居場所」と「役割」は、自分から探し求め、手に入れなくてはなりません。

 部下の立場からも、勤める企業や職場、上司をしっかりと吟味し、問題があるなら自分から居場所と役割を変える勇気を持ち、主体的に行動すべきです。

 企業でのコンサルティングや研修、個人向けのカウンセリング面談の場面で、私はよくこのようにアドバイスしています。

「人生は、毎日がオーディション!」

 あなたの行動や態度は、常に誰かによって見られています。

 社内で新しいプロジェクトが発足するとき、経営者や上司は、常に「それを誰に担当してもらおうか?」と適任者を探しているからです。

 専門職や自営業の人に対しては、常に見込み客がその人の動向を探っています。

 たった一通のメール、何気ない会話、小さな頼まれごとが、実は適任者を選ぶための面接試験や実技試験だったかもしれません。

 社会人は誰しも、毎日がオーディションで審査されているのです。

 もしも、あなたが、これから「いい仕事」を担当して、ヤリガイや満足を味わい、仕事を通じて大きく成長しようと願うなら、ぜひ、「選ばれる人」になってください。

 では、「選ばれる人」とは、どのような条件を備えていればいいのでしょうか?

 次回から「選ばれる人」の条件と、それを手に入れる方法をご紹介していきます。

 人生は、毎日がオーディション。

 一日も早く「選ばれる人」になって、理想のキャリアを手に入れてください!

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