保険なしで胃がんになり
家計が回らない状況に

 先日、家計診断に訪れた会社員のKさん(34歳)は言います。

「何とか保険に入りたいんです」

 保険を見直したいという人や、いわゆる「保険嫌い」の人は多いのですが、「入りたい」と言ってくるのは少数派なので、どうしたのかと不思議に思いました。経験上、こういう人は、病気になってしまい慌てて加入したがっているか、何か良からぬことを企んでいることが多かったからです。

 理由を聞くと、やはり思った通りでした。今までは健康に自信があったので、生命保険に入っていなかったのですが、胃腸の調子が悪く病院で受診すると、胃がんが見つかったとのこと。「まだ若いのに」とショックを受けたそうですが、すぐさま入院して手術し、念のための化学療法を受けました。

 幸い転移もなく、無事に退院しましたが、入院費はかなりの金額に上りました。働けない間は欠勤扱いとなって収入が減り、生活費のやりくりにも大変な思いをしたそうです。そのため、「もし再発してしまったら、家計が回らなくなるのではないか」と
心配で、生命保険に入りたいと思うようになったというのです。