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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

英語力アップをめぐる世代間ギャップが明らかに!
必死に勉強する20代の足を引っ張る30~40代の思惑

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
【第52回】 2011年10月17日
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 あなたは自分の英語力に自信がありますか?学生時代以来、英語を勉強しようと考えたことはありますか?

 楽天が社内の英語公用語化を決めたあたりから、英語力の必要性が外資系だけでなく、日本のビジネスパーソン全般に注目されるようになりました。その風潮に便乗してか、英語を必死で勉強する20代が増加しています。しかし、その一方で「いまさら英語力上げても仕方ない」と諦めている30代~40代が、20代に対して「止めておこうよ」と、足を引っ張る職場も少なくないようです。

 この英語に対する両者の価値観の違いは、どのあたりにあるのでしょうか。今回は英語、特にビジネス英語をテーマに世代間ギャップを考えてみましょう。

先輩の誘いを断り、英会話スクールへ!
20代ビジネスパーソンで高まる英語への関心

 「よし。仕事も終わったし、1杯飲みにいくか。おい行くぞ!」

 帰宅前に居酒屋行こうと後輩を誘っているのは広告代理店に勤務しているGさん(35歳)。そして、誘われているのは入社2年目のDさん(24歳)です。Dさんは、普段なら「喜んで、お供します」とイマドキの若者にしては付き合いのいいタイプなのですが、今日は少々様子が異なるようです。

 「すみません。実はこれから英会話スクールに行くんですよ。来月にTOEICのテストを受けるので…」

 と、GさんはDさんから申し訳なさそうに断られてしまいました。

 ちなみにTOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)とは、ご存知のとおり英語のヒヤリングと読解の能力を測るものとして最も有名なテストです。990点満点のうち、860点以上だと英語が流暢に駆使できると評価されます。800点前後が英語を仕事の武器に出来る下限と言えるかもしれません。日本では、年間150万人以上が受験しており、就職の際にも重要な判断基準とされているので、受験者は増加傾向にあります。それだけ英語への関心度が高いといえるでしょう。

 さて、話題を戻しましょう。実は、Dさんが英語力を高めようとしていることを同僚に発言したのは今回が初めての事。ただ、彼の行動を細かく思い出してみると、3ヵ月前から変化があったのは事実でした。

 「やっぱり、オバマ大統領はウォール街のウォールを越えられないのでしょうかね?どう思いますか」

 と、なぜか発言に海外ネタが増えてきていたり、「おはようございます」と出社したときに、イヤホンを耳にして登場したり…。今になって考えてみれば、英会話のリスニング教材を聴きながら出社していたのでしょう。

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高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
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