「2020年が不安」と怯える人たち

 日本は、2020年に節目の年を迎える。東京オリンピックが開催され、これからその準備で世間はさらに慌ただしくなるであろう。個人的にも、「2020年までに、○○を達成する」と目標を立てている人も多いはずだ。しかし、実は明るい気持ちになっている人は少ないようである。むしろ、不安に感じる人が多い。なぜだろうか。

 恋愛マッチングサービス「Omiai」が2017年9月に発表した調査結果によると、2020年を意識する人のなかで、「なんとなく不安になる」と回答したのは51.0%にも及んだ。「なんとなく明るくなる」と回答した35.6%を大幅に上回る割合である。

 オリンピックの開催地が決定したのが2013年。その時には遠い未来のように感じたが、もう目前まで迫っている。そんな焦りが、人々を不安な気持ちにさせている。

 そして、「何に不安を感じるか」という質問に、86.9%もの人が「結婚/恋愛関係」と答えていることは注目に値する。「節目の年までに自分もなんとか……」と考えていた人にとって、2017年も4分の3が終了してしまった事実が、重くのしかかってきているようだ。男女の「2020年問題」とも呼べる状況が、足元では広がりつつある。