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ビジネスパーソンが必ず使う英語表現
【最終回】 2011年11月4日
著者・コラム紹介バックナンバー
勝木龍/福水隆介

最終回
まずは挨拶で気持ちをつかむ
営業や接待で信頼を勝ち取る方法

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英語が下手でも心を通じさせることはできます。外国人のノリを理解して、彼らに好かれ、信頼されるためのちょっとしたコツを伝授します。

 最終回となる第5回は、「外国人と仲良くなる方法」をご紹介します。「営業の時のあいさつの仕方」「接待でクライアントと親密になる方法」「英語の波長やノリを理解するポイント」など、シチュエーション別に最適な方法をピックアップしました。

 究極を言えば、コミュニケーション能力や、相手との心の距離を近付ける能力に長けていれば、言葉そのものが達者でなくとも、お互いに通じ合うことができます。ビジネスでも成功をおさめることができるでしょう。逆に中途半端に英語が達者だと、言葉に依存するあまり、日本語をそのまま翻訳したような味気のない英語でコミュニケーションを図ってしまいます。

 ここではそんなことにならないよう、英語力以外でコミュニケーションをカバーするテクニックを紹介します。このテクニックをおさえて、自信を持って外国人と信頼関係を築いてください。

教科書の答えは間違っている?!

 挨拶で必ず聞かれる「How are you?」ですが、実際にこれを聞かれたとき、ほとんどの人は下のように返しているのではないでしょうか。

×「I’m fine thank you.=まあまあです。」

 よく教科書に載っている答え方ですが、実はあまり使われる言葉ではありません。というのもfineは「悪くはない、及第点だ」というニュアンスを持っているので、かなり控えめな返答になってしまうからです。実際に最もよく使われる答えはこれです。

○「I’m good(great).=調子いいですよ。」

 これをただ覚えるのは簡単ですが、その前に、なぜfineがあまり相応しくなく、goodがよいのか、を理解する必要があります。日本社会では、自分の好調さをビジネスの場で伝えることをしません。自慢や押しつけがましいと思われてしまうからでしょう。

 したがって、ほとんどの人が「元気ですか?」と聞かれれば「ぼちぼちです」「お陰様で、元気にやっています」と、もし絶好調であっても控え目な表現をすることでしょう。これらを英語に直訳するとfineになるわけですが、これでは外国人に対して調子の良さは伝わりません。

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勝木龍

京都大学経済学博士。米国公認証券アナリスト(CFA)。NHK「ニュースで英会話」のコンテンツ制作メンバーを歴任。アルクやNHKの携帯サイト等に英語関係のコンテンツ提供も行っている。『魔法の口ぐせ英語CD BOOK』(明日香出版社)など著書多数。

 

福水隆介

米国ニューヨーク州立大学藝術学部卒。NHKの英会話番組の原稿作成、同時通訳など幅広く活躍する。著書は『ビジネス英語類語使い分け辞典』(すばる舎)など。


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