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1000円台で楽しむ おとなの居酒屋

メインのつまみは240円! 広めの店内でゆっくり飲める 山田屋(王子)

浜田信郎
【第35回】 2009年2月20日
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 王子駅北口にある大衆酒場「山田屋」にやってきました。

 「山田屋」は、王子駅のすぐ近くで酒屋として創業して以来80年。現在の店主である女将さんが、駅からちょっと離れたこの場所で酒場を始めたのだそうです。まるで教室のように広い店内には、大小さまざまなテーブルが並んでいて、ひとり客も入れ込みで各テーブルに入っていきます。2階には宴会のできる座敷席もあるようです。

 店は朝7時半頃から始まって、中休みをはさんで夜9時までの営業。

 「昔は夜勤明けの人たちで、朝7時過ぎからにぎわっていたんですが、その頃のお客さんたちもだんだん少なくなってきました」と親父さん(女将の息子さん)が話してくれます。

 壁にずらりと張り出された短冊メニューは、料理だけでも70品ほど。その半数以上は240円で、一番高い煮込み豆腐でも480円というんだから驚きです。刺身にしてもイカやマグロが各270円、シマアジだって370円ですからねぇ!

 そんな中から、まずは大瓶ビール(460円)と、新物と書かれたホタルイカ(240円)を注文すると、茹で冷ましてプクンとふくらんだホタルイカが10匹ほど出されます。こんなに小さなイカなのに、味わいが濃厚なんですよねぇ。

 この店の名物でもあるのが半じゅく玉子(240円)。小鉢に冷たいソバとともに盛られた半じゅく玉子は、刻みネギをのせて、そばつゆをかけて仕上げられます。とろりとやわらかい玉子と一緒に、ツルツルっといただくソバも心地よく、飲みはじめに食べるのにも、最後のシメとして食べるのにも、ちょうどいい一品なのです。

 ビールを飲み干して、「白鷹」の大徳利(460円)を燗で注文すると、厨房脇のレジ台に設置された燗付け器で、さっと燗をつけて出してくれます。

 この店で焼酎を飲む場合には、焼酎(1杯230円)をもらって、それとは別に炭酸水(150円)や烏龍茶(150円)、トマトジュース(150円)などの割り物をもらって自分で割る仕組み。梅干(1個30円)やレモン(一切れ30円)などももらえます。

 つまみに湯豆腐(170円)も追加すると、木綿豆腐にカツオ節と刻みネギがかけられたシンプルな湯豆腐が出されます。こんな簡単な料理なのに、燗酒によく合うんですよねぇ。

 1時間ほどの滞在は1570円でした。どうもごちそうさま。

お店 ホタルイカ 半じゅく玉子と湯豆腐
朝から飲める安くてうまい店 ホタルイカは240円でこのボリューム 名物の半じゅく玉子(右)と
湯豆腐(左)は熱燗で

【お店情報】
店名: 山田屋(やまだや)
電話: 03-3911-2652
住所: 北区王子1-19-6
営業: 07:30頃-13:00 & 16:00-21:00、日休

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浜田信郎

1959年、愛媛県生まれ。造船会社で働く設計士。サラリーマンの傍ら、名店酒場を飲み歩く。その成果を綴ったブログ「居酒屋礼賛」は、呑んべいに大人気。著書に『酒場百選』(ちくま文庫)がある。


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